誕生日 亮 ページ10
亮side
仕事は今日じゃなくてもいいような内容やった。
正直、イラッとした。
なんで、今日やねん。
別に明日でも良かったやん。
俺の大事な誕生日…
Aを独占できる日…
マジなんやねん。
なんて、思ってたら
仕事が終わって
よっしゃ！
帰れる！
亮「じゃぁ…」
上司「じゃぁ、行こか！」
亮「へ？
どこに？」
上司「飲みにだよ！
お前、今日誕生日だろ？
さ、行くぞ！」
と言われ
いつもの居酒屋へ。
マジついてへん。
早よ帰りたいのに…
Aが作ってくれた唐揚げ…
そんな事を考えながらも
晩ご飯を作ってるであろうAにLINEを送る。
はぁ…いつ帰れんねんやろ。
いつの間にか、
上司は出来上がり、
後輩は上司に呼ばれて来ていた。
このチームは、良いねんけど…
ちょっと空気読めんねんなー…
なんて思ってたら時間も過ぎお開きに
家に着いたのは23:55。
亮「ただいまー…」
誰もおらんよなー
明日仕事やし。
俺も早よ風呂入って寝よ。
と、思ってリビングに行くと
膝掛けにくるまって寝てるA
え？え？
待っててくれたん？
嬉しいんやけど！
亮「A、A…
自分の部屋で寝やな風邪ひくで？」
『んー…
りょーちゃん…
おかえりー、お休みー』
ぎゅぅ
だ、抱きつかれてしもた…
しゃーない。抱っこしてAの部屋に連れて行く
けど…
離してくれへん。
これが俺への誕生日プレゼント？
亮「ありがとう。
大好きやで…」
ちゅっ
俺は、風呂に入らず、Aの部屋で一緒に寝ました。
.
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作者名：まゆ x他1人 | 作成日時：2020年5月17日 18時
