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3m ページ3

私は今、中庭にいる。







オンマに、癌のことを話したら、
泣いてくれた。








ごめんね、こんな親不孝な子で。





親孝行の一つもできなくて。








…でも、今の私は、家族よりも、彼なんだ。








中庭には、オンマが言った通り、
綺麗な花がたくさん咲いていた。









純粋で、嘘偽りない花をみると、
自然と憎くなる。









奥で、薔薇のコーナーを見つけた








薔薇は、真っ赤で、棘がたくさんある。








まるで、私の心を表してるようだ








棘に触れてみると、チクッとした痛みと、赤い液体が出てくる。









痛みを感じると、
〝私生きてるんだなぁ″と思う。









私の生きる理由は彼だ。
彼がいなきゃ、生きる意味はない









??『なにしてるの?』







知らない人に、いきなり話しかけられた。








A『誰ですか?』









彼の第一印象は、ペルシャ猫だった。









__とは正反対なタイプだ。

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作者名:ウソクをただ単に愛してる | 作成日時:2019年12月1日 13時

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