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医者『左耳の聴覚を失っています。
でも、ありがたいことだと思ってくださいね？
こうやって生きてることは、
奇跡ともいえますから』
ありがたくなんてない、
かれのいない人生なんていらない
オンマ『A、この病院の
中庭にね、綺麗な花畑があるのよ。みにいかない？』
A『…あとでいくね』
オンマ『そう、』
医者『Aさん。
一応他の検査もするので、きてください』
A『はい』
次の日
『Aさん、あなたは癌です』
私は、医者にこういわれた。
聞くと、けっこう癌は進行して、
治療法もない。
私の寿命は、あと半年らしい。
抗がん剤を打てるが、
これ以上、オンマに負担もかけたくない。
それに、早く、彼にもあいたいから。
…これで、やっと彼に会える
待っててね。
すぐに会えるからね、＿＿。
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作者名：ウソクをただ単に愛してる | 作成日時：2019年12月1日 13時
