ACT.12 ページ14
----監督side----
オーディション2日目。
今日は秋組冬組と支配人と何故か雄三さんもいる。
「……おい監督、なんでこれも呼んだ。」
「ほぅ、人に向かってこれ呼ばわりか。」
「左京にぃ、眉間の、眉間のシワがすごいっス。」
太一くんの言う通り、シワがすごい。
っというか
「私は呼んでませんよ!」
「いやなに、松川からA-memberのオーディションをするって言うから、どんなやつが来るのかと、直々に俺がオーディションをさせようかと思ってよ。」
「雄三さん直々に?!」
紬さんを始め、みんな驚きを隠せないようだ。
ゆ、雄三さん直々のオーディション……
「ンなもんぜってえ厳しいに決まってる。」
「来たやつ帰るだろ。」
万里くんと莇くんが嫌そうな顔をした。
「オーディションは厳しいのが当たり前だろ。それに、帰ったやつはその程度のレベルってことだ。」
「た、確かに…。」
「オーディションに耐えきれないと、舞台にも耐えきれないってことだね。」
十座くんと東さん、他のみんなも納得している。
「それにA-memberになるには他の団員よりも高度なオーディションになる。1番知ってる俺の方が選べる。それ程に貴重かつ大切なオーディションだ。」
「分かりました、お願いします。」
「おう、任しとけ。」
「ふむ、貴重かつ大切…っは、閃い「ほっとこ。」って密くん!酷いじゃないか!」
密さんが誉さんの扱い方がだんだん適当になってきてる?
『す、すみません!』
突然ここの劇団にはいない可愛げで透き通った声がした。
みんながその声の方へ目を向けた。
そこには
とても可愛らしい男の子がいた。
……え?待ってすごいかわいい。
『オーディション会場ってここで合ってますか?』
……き、きたーーーーーーーー!!!
「もちろん!!ここだよ!!オーディション会場!!こちらにどうぞ!!!」
『っ!?は、はい。』
あ、ちょっと驚かせちゃった。
あまりの嬉しさに自分でもびっくりするぐらい大っきい声が出てしまった。
「……お前、花学のやつか?」
『はい…って万里先輩。』
「万里、その子、花学の子なのか?」
臣くんが尋ねた。
先輩って言ってるし、同じ高校なんだな。
「そうっすよ。まぁでも、
小っせぇ子供っぽいやつって認識だけっすけどね。」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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爍搭(プロフ) - (名前)さん» ありがとうございます!そう言って貰えてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします!(返信すごく遅れちゃいました。ごめんなさい!) (2020年8月24日 21時) (レス) id: 18710b181a (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます! 夢主君可愛すぎる!!応援してます!更新頑張ってください! (2020年4月21日 3時) (レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
爍搭(プロフ) - 色々ありましたが更新再開です!これからもどうぞよろしくお願い致します! (2020年3月3日 15時) (レス) id: 51bde1a2bb (このIDを非表示/違反報告)
爍搭(プロフ) - 白狐しゃんさん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません!今現在テストの嵐ですが出来れば更新していくのでよろしくお願いします! (2019年10月31日 22時) (レス) id: cd3ce3f1ca (このIDを非表示/違反報告)
白狐しゃん(プロフ) - 勉強大変ですね…自分なんて勉強という文字のべにも届かないくらい勉強をしません()…勉強の方もこの小説も応援しています! (2019年9月16日 0時) (レス) id: c1b876fff4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:爍搭 | 作成日時:2019年5月12日 21時