いただきます。【センラ】

寿司、圧倒的寿司。 ページ13

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「 寿司くいねぇ！！！ 」


すっしっくいっね〜〜すっしっくいっね〜〜
寿司くいねぇ！！！！


街中で聞いたその歌で、私のテンションはMAXまで持っていかれる。
寿司を食べに行きましょう。


A寿司
センライェッサー
Aはよ
センラへいただいま


センラに帰宅を急かさせて、自分も早足になる。
小さい頃は誕生日か親の機嫌の良い日かなんかあった時くらいしか食べられなかったお寿司に、今では気分で行けるようになった。
そう思うと大人って素晴らしい。


「 たっだいま〜、寿司行こ寿司 」

「 随分乗り気だね？その調子で奢ってよ 」

「 そうなると回り出しちゃうけど良いんなら 」

「 ん〜……割り勘しよっか 」

「 よっしゃ回らへんとこ行こう 」


ケチくさい我が彼氏、しかし私は知っている。
お酒を飲ませてお腹一杯にさせてしまえば、気分が良くなった彼は自分でお金を出すことを。


「 わーい回らないお寿司〜！！！ 」

「「 すっしっくいっね〜すっしっくいっね〜 」」


幼稚園児にすらも訝しげな目で見られるくらいのテンション、お寿司はそれくらい特別ってことで。


．


「 いやぁ美味かったなぁ！！ 」

「 うんうん、じゃあお金割り勘に…… 」

「 えーよ、俺が払ったるわ 」

「 ありがとうセンラ〜！！ 」( よっしゃ計画通り＿＿！ )


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