花巻貴大 ページ13
妄想題:鍋パ
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レギュラーメンバーとマネだけで行った強豪との練習試合。
そのおかけでクラスの文化祭の打ち上げに参加できなかった先輩方が昨日「せっかくだから試合行ったメンバーでやらね？」と言い出したのがきっかけで、
女子がいた方がスムーズに作れるということで私もお邪魔させてもらうことになった。
「何作りますかー？」
花巻「俺のクラス赤から行ってたんだよなー、俺も食いたかった、鍋食いてえ。」
「お鍋！いいですね！じゃあ野菜のコーナーから周りましょう！」
花巻先輩と買い出し係に任命された私は学校の近くのスーパーに来ている。
意外にもあっさり今日のメニューが決まったところでせっせと材料をカゴに入れていく。
「え、花巻先輩！見てくださいこれ！！赤からの素！」
花巻「お、マジじゃん！これにしよーぜ」
「やったー！念願の赤からですね！」
店内をグルグル回っているとデデーンと置いてある赤からの素。これがあればあの味を再現できるという優れものだ。
3辛と書かれた袋をカゴに入れ嬉しそうな花巻先輩を横目に会計を済ませる。
今回の打ち上げ代は部費から賄うことを調査済みなので、花巻先輩のシュークリームもカゴに入っている。３つも。
「お会計3,875円です〜」
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「花巻先輩！ひとつお持ちします！」
大きな袋が２つ。両手に荷物を持つ先輩のもとに駆け寄って手を出した。
花巻「いーのいーの、こういうのは男に任せておきなさい」
「でも！」
なかなか引き下がらない私に花巻先輩は「ん〜。あ、そうだ」と袋をガサゴソしだした。
「じゃあAは…これ持ってて」
そう言って手渡されたのはネギ
「ネギ……」
花巻「めっちゃシュール(笑)及川が見たらカモがネギしょってきた！とか言いそうだな」
「え〜、さすがに言わないと思います！
ごめんなさい重いのに…」
花巻「こういう時は甘えなさいな。かわいい後輩に重たいものは持たせられません！」
「…ありがとうございます！」
花巻「よし、そんじゃ急いで帰るかー！」
.
カモネギ？
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及川「お！カモがネギしょって帰ってきた！」
「爆笑」
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作者名：もぐ | 作成日時：2017年8月11日 0時
