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さ、いこん？再婚？
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あ 「再婚って、あの再婚？」
母 「…そうよ？」
あ 「本当の本当の本当に？」
母 「Aに嘘言うわけないでしょ」
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本当に突然だった。
そんな話小耳に挟んだことすらなくて。
突然すぎてびっくりしてもう…
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母 「ごめんね。ずっと言っていなくて…
いつかいつか、と思っていたら今しか言うタイミングないなって」
あ 「そ、っか」
母 「びっくりさせちゃった？よね…」
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ママは私が反対するかも…って思っているんじゃないかって勝手にそう感じた。
だって、今の生活に私はなんの不満だってないしママと一緒に居られるだけで幸せだもん。
ただ、その生活が壊れたらママ的には、私が嫌がるんじゃないかって思ったんだと思う。
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全てはママの震えた声やその顔を見てれば分かるの。
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あ 「よかった…」
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一番最初に出て来たのはこの言葉だった。
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母 「えっ…」
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あ 「ママが心から一緒に居たいって思える人が出来て、よかった。私安心した…」
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母 「じゃあ、賛成してくれるの…？」
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あ 「当たり前でしょ？ママの幸せが私の幸せなんだもん！ママ、本当によかったね。幸せになってね…？」
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ママが辛い時一人で泣いていたことも知ってるし
私を一生懸命女手一人で育ててくれているのも知っているから、賛成しない訳ない、よ。
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あ 「もう、泣かないでよ〜私まで泣きそうに…」
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母 「ごめんごめん。まさか快く快諾してくれるなんて思ってなかったから…」
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ママの頭をポンポンってしたら涙もなんとか収まったみたいで…
これからの生活にも頑張って慣れていこうって決心した。
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で、驚くべきはママの次の発言で、
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母 「で、ね…お相手の方、息子さんが居るの。明日来てもらうことになってて…Aに会って欲しいんだけど…」
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あ 「…息子、さん？」
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母 「確かAと同い年だったかしら。名前は、蓮くんって言ったかなぁ…」
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同い年…蓮、くん…？
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ふと、思い浮かぶ人は居るけど…
いや、まさか…ね…
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あ 「うん、分かった。楽しみにしてる…！」
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この、まさか、が現実のものになるなんて…
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しかも二人での同居生活を強いられる羽目になるなんて、この頃の私はまだ…思ってもみなかった。
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くろーばー。(プロフ) - りかさん» コメントありがとうございます！いつも作品をご拝読下さりありがとうございます（ ; ; ）これからも応援よろしくお願い致します…！！ (2021年1月25日 14時) (
レス) id: 32d20345a2 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！これからも頑張ってください(^ ^) (2021年1月25日 12時) (レス) id: 21adb7c285 (このIDを非表示/違反報告)
くろーばー。(プロフ) - ふさん» コメントありがとうございます…！主人公ちゃんはコンビニ弁当、友達が学食というイメージで一応書かせて頂いていました（ ; ; ）ご指摘の部分を変えさせて頂きましたので、お手数ですが目を通して頂けたら幸いです。申し訳ないです…。 (2021年1月25日 8時) (レス) id: 32d20345a2 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - ん？主人公ちゃんは、コンビニご飯？学食？どっちですか？ (2021年1月25日 7時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
くろーばー。(プロフ) - ワタさん» いつもご拝読頂きありがとうございます！ややこしくてごめんなさい（ ; ; ）言葉足らずでした（涙）表記変えさせて頂いたので宜しければチェックお願い致します…！ (2021年1月22日 22時) (レス) id: c14e6bd993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろーばー。
| 作成日時：2021年1月13日 19時
