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家に帰ると、ママの居なくなった寂しさを改めて痛感した。
ぽっかりと空いてしまった部屋。
その光景に本当に地方へと行ってしまったんだって思う。
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これから本当に目黒くんとの共同生活が始まるんだ。
いくらなんでも男の人と一つ屋根の下で暮らすなんてまずいんじゃ…？
私、ちゃんとやっていけるのかなぁ。
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あ 「まだいっか…」
自分の部屋に着くなりベッドへとダイブ。
服やら教科書やら無造作に散らかった部屋。
これ見たら絶対にだらしない女なんて思われるのは確実。
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とりあえず掃除！なんて
さっきまでは意気込んでたけど家に着いた途端、安心感からか急に身体の力が抜けて来て…
あと2時間あるし少しくらい横になっていたっていいよね…？
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30分ばかし眠りに、なんて…
そのまま、目を瞑ってただ時の流れに身を任せた。
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あ 「ん、？」
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ヤ、バイ…私、寝ちゃったんだ…
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軽くなった身体をゆっくりと起こした。
それにしても体感、すっごく寝たような感覚。
よし！少しの睡眠のおかげで頭もスッキリしたことだし、そろそろ掃除を…
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あ 「って、…えっ？！」
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う、そ？！？
目覚めてリビングの時計に目をやってみると
そこには19時30分との表示が。
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えっと、一旦整理させて…？
只今の時刻は19時30分。
んで、目黒くんが私の家に荷物を持ってやって来る時間が確か…？
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あ 「19時…」
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はい。完全にアウト。
なんて思ったのも束の間。
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その瞬間ちょうどよく鳴った家のチャイム。
そうして何度も鳴らされる、それ。
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ピーンポーン、ピーンポーン…
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恐る恐る音のする方へと近付いて、覗き穴を覗いてみる。
っと、そこには、案の定目黒くんの姿があって。
悔しいくらい顔の整った彼が不思議そうに家の様子を伺っているのが分かる。
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あ 「やっちゃった…」
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初めて会った日に引き続きまたやらか…した。
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とにかく全力で謝るしかないって、そう思った。
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くろーばー。(プロフ) - りかさん» コメントありがとうございます！いつも作品をご拝読下さりありがとうございます（ ; ; ）これからも応援よろしくお願い致します…！！ (2021年1月25日 14時) (
レス) id: 32d20345a2 (このIDを非表示/違反報告)
りか(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！これからも頑張ってください(^ ^) (2021年1月25日 12時) (レス) id: 21adb7c285 (このIDを非表示/違反報告)
くろーばー。(プロフ) - ふさん» コメントありがとうございます…！主人公ちゃんはコンビニ弁当、友達が学食というイメージで一応書かせて頂いていました（ ; ; ）ご指摘の部分を変えさせて頂きましたので、お手数ですが目を通して頂けたら幸いです。申し訳ないです…。 (2021年1月25日 8時) (レス) id: 32d20345a2 (このIDを非表示/違反報告)
ふ - ん？主人公ちゃんは、コンビニご飯？学食？どっちですか？ (2021年1月25日 7時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
くろーばー。(プロフ) - ワタさん» いつもご拝読頂きありがとうございます！ややこしくてごめんなさい（ ; ; ）言葉足らずでした（涙）表記変えさせて頂いたので宜しければチェックお願い致します…！ (2021年1月22日 22時) (レス) id: c14e6bd993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろーばー。
| 作成日時：2021年1月13日 19時
