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『…あ』
ガサゴソと筆箱を漁る。
…しまった。消しゴムがない。
なるべく間違えないようにしても、こういう時に限って間違えるもので。
あわあわしてたら、隣から手が伸びてきた。
『え？』
「ん。消しゴム忘れたんやろ？」
『そうだけど…、大丈夫だよ？』
「何が大丈夫やねん、指で消す気なん？」
へにゃ、っと小瀧くんが笑う。
…小犬みたい。
『…ありがとう、』
「いーえ、俺他のもあるし今日一日使ってええよ」
この時だ。
小瀧くんが優しい人、って頭にインプットしたのと同時に、ドキって胸が高鳴ったのは。
.
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ちょこっと小瀧side .
「ちょいちょいちょいちょい」
「何や小瀧、好きな人でも出来たん？」
「は？殺すぞ？」
しげがいきなり図星を突いてきたので後で鼻フックを決めてやろうと思う。
「はいはい、のんちゃんどないしたん？」
「…俺の隣の席のAちゃん、可愛過ぎん？？」
「……そうなん？」
「隣見たらな、困った顔して筆箱ん中見とってん」
「ほお」
そこで俺が華麗に消しゴムを差し出した。
そん時のAちゃんの顔がもう………もう………。
「女神か！！！？？って感じやねん」
「声のボリューム可笑しい、流星の機嫌悪なるから辞めて」
「もうな、もうな、ふわぁ…って笑ってな、ありがとう…って。…可愛すぎか！！！？？？」
「望転ばされたいんか？」
「ごめんなさい」
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ふーか。(プロフ) - このお話すんっごくすごいです。部屋で一人きゅんきゅんしてました。のんちゃん神です。可愛いすぎかよ！ﾔﾊﾞｲｼﾇ これからも頑張ってください。 (2020年1月19日 12時) (
レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ 。(プロフ) - しゃまさん» わ！！！遅れてごめんなさい！！！ありがとうございます！！ (2019年9月25日 18時) (レス) id: c465ef33f3 (このIDを非表示/違反報告)
しゃま - 初々しい感じで、キュンキュンしちゃいます！！ (2019年8月12日 14時) (レス) id: 062ab9f7cc (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ 。(プロフ) - 神ちゃんがホンマの神様さん» いや可愛いかよ？？そうそうそっち系！！あれは裏がヤバイ系だけどね、こっちはもう裏がデレデレなの！！ (2019年8月10日 16時) (レス) id: c465ef33f3 (このIDを非表示/違反報告)
神ちゃんがホンマの神様 - 一番取ったり〜！！(黙れ)どことなく望君の正体に似ている気が…？ちょっと意識してたりする？あ、でも普通にカワイイ系だし違うか。ぱふぇちゃんの脳みそって天才だからどれでもいけるのが羨ましいわ！！ (2019年8月9日 22時) (レス) id: 246acbecad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごぱふぇ 。 | 作成日時：2019年8月8日 19時
