アイドル６ ページ6
爆豪くんとご飯食べようと食堂に行く途中、轟くんも一緒に食べることになった
四人座れるテーブルがあったのでそこに三人で座る
前は轟くん、隣が爆豪くんだ
「で、爆豪くんの個性はなに？」
爆豪「知るか」
「自分が一番知ってるでしょ？分からないの？」
爆豪「お前本当腹立つ奴だな」
轟「こいつの個性は爆破だ」
「へぇ！すごいじゃん！」
爆豪「舐めプ野郎…っ、何勝手に言ってるんだ」
二人がいがみ合い始めたので俺は先にご飯を食べる
昨日はオムライスだったので今日はうどん
こしがしっかりしててのどごしも文句ない
絶品だ
「轟くんは蕎麦なんだ」
轟「あぁ…お前に聞きたいことがある」
「唐突だね、なに？」
轟「お前の個性は貴重で珍しい。メディアでも取り上げられるはずだ
なのに何で今まで隠してこれた」
「…上の人の権力は凄まじくってね。上の人間程隠したいものは隠し通す…難しい事をしてた訳じゃない。それを隠すのが上手かっただけ。
ついでにだけど、母さんと父さんがね、強い個性を持った子供がほしかったんだって」
そう答えると、轟くんと爆豪くんは箸を止めてこちらを凝視してきた
「別に珍しい話じゃないし、世の中では個性婚って呼ばれてる
父は神を宿してて、母は何もかも操れる個性を持ってたの。その二人がタッグを組んで俺が産まれた
神使いの父の個性を受け継ぎ四神を宿し、何もかも操れる母の個性受け継ぎ四神を操れる
二人は俺の個性が出たとき、喜んでたよ」
偽りの愛で産まれた子供、幸せなんてないんだと思ってた
爆豪「…おめぇは、二人の間に産まれてよかったのかよ」
「…俺が産まれたから二人の偽りの愛が本物の愛に変わったんだ
父がこう言ってた。“個性の事しか考えてなかったけど、お前が無事に産まれたのは母さんのおかげだ。お父さんはお前と母さんを命をかけても守る”男が女を大切にするのは当然のことだってさ。」
たまたまだ。個性結婚はそんな幸せな話じゃない
たまたま父が大切なことに気付いただけだ
「…でもさ、家族関係は良かったけど学校関係は最悪だったよ」
本当に、最悪だった
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春千瑠 - 面白かったです❗これからも応援します❗ (2023年1月4日 13時) (
レス) @page19 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ - いいとこで更新停止....続き、きになるよ〜！！ (2020年11月1日 14時) (レス) id: 656b92ea12 (このIDを非表示/違反報告)
白玉の星 - 目を、覚ましたんですよね？！そうだと言ってください！ (2020年6月14日 23時) (レス) id: 5158f6f325 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とても面白かったです！更新待ってます (2020年3月15日 16時) (レス) id: c1007a61f7 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - とても面白かったです！また読みに来ます(*´∀｀*) (2018年10月15日 15時) (レス) id: 6c98839274 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-ω- x他1人 | 作成日時：2017年11月20日 21時
