伝説の審神者は鬼滅の世界へ

時透くんの本音 ページ14

でかい。


思ったのはその一言。時透くんの屋敷めっさでかい

いや本丸もでかいけど、一人にこの大きさは贅沢じゃない？

お館様、子供に甘いと思うよ




居間みたいなところまで案内され、今は二人で寛ぎ中

何故彼が私を住ませてくれるのか理由が分からない

いや、退屈はしないだろうけどさ((




「ねぇ、何で住ませてくれるの？」

時透「言ったでしょ。僕が退屈しないため」



あぁ、さいですか←

我が道行くタイプの人間ですね




時透「なに？もしかして僕じゃ嫌な理由とかあるの？」

「滅相もございません」
時透「目を見て言ったらどうなの」



目を合わせたらお陀仏だ。雰囲気で分かる、彼何故か怒ってる

だが理由が分からん！





時透「…(人１)、だっけ」

「え、覚えてたの？すぐに忘れるんじゃなかったっけ」

時透「僕さ、どうでもいいことはすぐに忘れるけど」


あれ、軽くスルーされた？





時透「(人１)のことは今後も忘れなさそう」






　




「…そ、ですか」

時透「照れてる？」

「なんなのこの14歳」



すぐに忘れる彼。柱たちといたときも雲の形や花の名前のQ＆A５回くらい繰り返してたよ

わざとじゃないとは分かってた

しかしさっきの会話は別だ



彼はあれだ、我が道行くタイプの人間だ((二回目




そんな私におかまいなしの時透くんはお構いなしに話を続ける



時透「(人１)、君は目も髪も、声も全部が綺麗だよ。下ばっか見てないでたまには上も向こうよ。綺麗な姿が台無し」

「…最初殺気向けてたんじゃないの？」



そう、初めて会った時から彼は、柱全員は私に殺気を向けていた←清光から聞いた馬鹿

第一印象は最悪だと思ってたんだけど



時透「そうだね。確かに殺気向けてた。だって日輪刀も持ってない巫女服の女なんて不審しかなかったし」


けどね、と彼は私に言葉を言う隙を与えず再度続ける



時透「目を見て綺麗だと感じた。刀剣の神様たちが(人１)を守ろうとするのが分かった気がする。安心するんだと思う、(人１)の傍に居ると」

「そんな事言われたことないけど！？」

時透「雰囲気だよ。言わなくても僕達柱は分かるの。大事にされてるって。気付かない(人１)は馬鹿だとは思うけど」
「突然の暴言は泣く、心が泣く」

時透「僕も(人１)を守りたいって思った。だから奪う形だったけど僕の屋敷に連れてきた。何か質問ある？」

「ないです！」








　




時透「(要するに、気になってるって事…まだ教えないけどね)」

終わり ログインすれば
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