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始めて見た綺麗な彼 ページ7

綺麗で、強かった

初めて見た彼は綺麗な姿で鬼を斬り、斬られた鬼は涙を流しながら彼に「ありがとう」と言っていた

「…生まれ変わったら、お互い友達になろう」


斬った鬼の頭を抱きかかえ、塵になった鬼は幸せそうだった

あぁ…なんて心音が心地良いのだろう






 




綺麗な彼は(人1)と言う名前らしい

何故俺に結婚を申し込むのか聞いてきた(人1)に理由を話せばすぐ赤くなった

生涯彼だけだろうなぁ、同性に結婚申し込むのは




夜に鬼は活発する

だけど俺ら人間は夜に休息する

二人で横になり、上を見上げれば綺麗な星が輝いていた




「…ねぇ、善逸」

善逸「なぁに?」

「善逸は、どうしてそんなに耳がいいの?」

善逸「っ!」

「ここの川まで結構距離あったじゃん、良く分かったなって」



心臓が捕まれた感覚

俺が寝ていても、誰かが話しているのが聞こえ、その事を言うと気持ち悪いなど言われた

心音まで聞こえるとなると、尚気持ち悪がれた

やってしまったな俺、絶対気持ち悪いと思われちゃう



「もし鬼来たら善逸がいち早く気付くからその時は教えてほしいな」

善逸「…え?」

「?耳、良いんでしょ?凄いことじゃん!善逸の誇れることでしょ?」



あぁ、(人1)は心が純粋で真っ白なんだ

だから穢れを知らない

俺が嫌いな部分を(人1)は誇れと言っているもんだった




自然と口が開き、嫌われるかもしれないと怯えながらも訳を話した

いやだ、嫌われたくない、でも知って欲しい

しかし、(人1)が言った言葉は、




「…過去は気にしなくていいじゃん、今、俺が善逸を認めた

 それだけじゃ、善逸は気持ちが少しでも楽になることはない、かな?」

善逸「っ!」




あぁ…、ありがとう

(人1)に出会えて、この先の人生が変わる気がする

まだ試験の途中で、ましてや後六日間残ってる

それなのに、俺の中で満足して、幸せだった









溢れ出る涙を、出会ったばかりの(人1)の胸に押し付け泣いた

そんな俺を嫌がる様子なく抱きしめてくれる(人1)に、更に涙を流した

物語の幕→←泣き虫な彼は童顔



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7-10(プロフ) - 苺大福さんのせいでまた推しが増えました責任取ってください(嘘です大好きです私生活に支障が無い程度に毎秒更新して下さい()) (2019年9月15日 9時) (レス) id: 9a172e50f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 腐滅の刃?ふっふふふふうっほ!ありがとうございます(萌え提供して頂いて) (2019年9月15日 3時) (レス) id: 19c16fa711 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - 竈門炭治朗ではなく、竈門炭治郎ですよ!ろうの字が間違ってますね(´˘`*) (2019年9月15日 0時) (レス) id: 2efc7e5ba5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぁ - 面白すぎる…これからも更新頑張ってください! (2019年9月14日 23時) (レス) id: f4baf2db87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:苺大福 x他1人 | 作成日時:2019年9月14日 1時

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