いつも正反対で【爆豪勝己】 (ページ8)

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その日の夜、私は考えた

調理室、放課後、明日は職員会議．．．

｢．．．！｣

最悪の想定だった

もしかしたらあの人達は

『私を．．．殺そうとしてる？』

毎日いじめられてるのに平気だった私

しかし、いざ死ぬとなると話は別だ

喉が乾いたので、コップに水を入れに行った

手が震える

｢．．．死にたくない．．．！｣

私は力なくしゃがみ込んだ

コップの水は溢れているというのに

もっと爆豪くん達といっぱい話したかった

遊びたかった

どうせなら好きって告白しておけばよかった

今更この気持ちに気付いてももう遅い

私はこの現実を受け止める

何が起こるのかも検討はついてる

『最後まで生きろ、私』

水を飲んでそういった

明日の夜はもうここにはいない

大好きな両親ともお別れ

みんなとも

その日の夜は、たくさん手紙を書いたおかげで眠れなかった