君に恋をした BIG BANG (ページ3)

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一期一会ページ3

『スンリさんは名前からして
　外国の方ですか？』

スンリ｢はい、そうです。
　韓国からきました。｣

『え！？韓国！私、実は
　韓国が好きなんです。』

スンリ｢そうなんですか？
　なんか、嬉しいです。｣

そしてまた笑うスンリさん

それを見て可愛いと

思ってしまった私

あーダメだよ

だってこの人と一緒にいれるのは

これが最初で最後だもん

一期一会ってことだね

スンリ｢A？大丈夫？｣

『あ、大丈夫です。』

て今、私のこと

呼び捨てしたよね？

恥ずかしいんだけど

スンリ｢顔赤いですよ？
　もしかして熱が出てるんじゃ｣

『あ、いや、違います！
　大丈夫なので気にしないでください』

スンリ｢無理しちゃダメですよ。
　ほら、おんぶします。｣

そういって背中を向ける

『私、重いので大丈夫です。
　あと傘を持ってるのに
　おんぶさせるわけには
　いかないので』

スンリ｢そんなこといいから｣

『え、あ、あの････････お願いします』

優しさに負けてしまった私

本当は大丈夫なんだけど

スンリ｢･･････････。｣

なんで急に黙った？

私、迷惑だよね

『やっぱり重いですよね。
　もう、いいですから
　おろしてください』

スンリ｢いや、そういうことじゃないです。
　逆に軽すぎてびっくりしただけです。｣

『か、軽くないですよ！』

スンリ｢いや、めっちゃ軽いですよ。
　ちゃんとご飯食べてますか？｣

『食べてますよ！てか
　そんなこといいので』

スンリ｢ww｣

『ちょっとなんで笑うんですか』

スンリ｢なんでもないですw｣

『また笑わないでください！』

あーもう恥ずかしい

絶対さっきよりも

顔赤いよね

それにしてもスンリさん

優しいな

こんなに優しい人

この世にこの人しか

いないんじゃないかな

いや、それはないか

まあ、とにかく優しいってこと

あーもうこれはうん

好きになっちゃったかもね

でも、もう会えないよね

だから、この恋は諦めないとね

人生で一番早い恋(？)だな

『あ、私の家ここです！』

スンリ｢マンション････｣

もう、家の前についちゃった････

これでもうお別れなんだ

もう君に会えない

会うことはない

絶対に