最終話 溢れる愛を貴方だけに ページ10
NOside
この日…ある2人が結ばれる日が来た。
ある1人はこのヨコハマで指名手配されていて、
もう1人は悲しい過去を背負って生きてきた。
2人の結婚は誰もが不可能だと思われるだろう。
2人の生きている場所はいつ死ぬか分からない。
だからこそ、お互いがお互いを守るように誓った。
少女の目からは涙が零れた。
少年はその涙を微笑みながら親指で拭ってあげる。
「…綺麗だ…」
「りゅうくんだってかっこいいよ。
グレーも良いね…」
その場には敵対する探偵社の姿もあった。
結婚式の日は2人が出会った日でもあり、2人の誕生日でもあった。
少女は無事に20歳になり、成人できたのだ。
今思えば、少女の人生はとても悲惨だった。
それでも、少年は彼女の隣にいることを決めた。
「りゅうくん…」
「なんだ…?」
「大好き、愛してる。
これからも私を守ってくれる?」
「当たり前だ…
僕のことも守ってくれるか?
男が頼むことではないが…」
「妻には甘えなよ?」
「あぁ…愛してる」
これから先も、貴方の背中を守らせて?
[貴方のことを守りたいの/End]
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アイリス - 感動しました!!キュンキュンするし、泣けます!!!更新頑張ってください!!! (2017年6月22日 0時) (レス) id: 4010046b4c (このIDを非表示/違反報告)
光波(プロフ) - 夜月黒忌さん» コメントありがとうございます!!応援してくれるだけでもありがたいです!!((´∀`*))これからもよろしくお願いします!!(*´ー`*) (2017年4月9日 20時) (レス) id: 4668f109b4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月黒忌 - めっちゃキュンキュンしました!これからも頑張ってください!かげながら応援させていただきます(≧∇≦)/ (2017年4月9日 1時) (レス) id: db4c81e7be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光波 | 作成日時:2017年4月9日 0時