22話 悲しみの淵 ページ4
貴方side
意識はあった。
でも、体が言うことを聞かなくて…
私は、またりゅうくんの体を傷付けてしまった。
お母さんがりゅうくんに日本刀を振り上げた。
貴「…だめ…!」
気づいた時には、異能力でお母さんを殺してた。
芥川は私を抱きしめた。
いくら大切な人のためとは言え、血の繋がった家族を殺してしまった。
裏切られるよりも…何倍もショックだった。
私の手で、異能力で、殺した。
足がすくんで、また膝から崩れ落ちた。
芥「…こうするしか…なかったのかもしれぬ…」
りゅうくんが、傷を抑えながらしゃがんだ。
芥「…僕もお前の父を殺した。
それから歯車が狂い出した。
全ての元凶は僕にある」
貴「りゅうは悪くない!
悪いのは、私がこの世に生まれてきたことなの!
どうして!私は生まれたの!!」
そう言った瞬間、頬に痛みが走る。
りゅうが私に、平手打ちした。
芥「なら、僕とは…
出会いたくなかったと言うのことか…」
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アイリス - 感動しました!!キュンキュンするし、泣けます!!!更新頑張ってください!!! (2017年6月22日 0時) (レス) id: 4010046b4c (このIDを非表示/違反報告)
光波(プロフ) - 夜月黒忌さん» コメントありがとうございます!!応援してくれるだけでもありがたいです!!((´∀`*))これからもよろしくお願いします!!(*´ー`*) (2017年4月9日 20時) (レス) id: 4668f109b4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月黒忌 - めっちゃキュンキュンしました!これからも頑張ってください!かげながら応援させていただきます(≧∇≦)/ (2017年4月9日 1時) (レス) id: db4c81e7be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光波 | 作成日時:2017年4月9日 0時