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芥「っく…」
肩に刺さった水はどんどん凍っていく。
最終的には顔以外が凍り、体が動かなくなった。
母「良くやったよ…
ここからは私が殺るわね…」
女は部屋にあった日本刀を持ってきて、僕の首筋にあてる。
母「何か言い残すことはある?」
視界にAの姿が入る。
言い残すこと…そんなことはもう決まっている。
芥「…A…愛している…」
女が日本刀を振り上げ、死を覚悟した。
目を閉じたと同時に鈍い音がした。
僕に痛みは来なかった。
目を開けると、女の胸に透明なものが刺さっている。
母「A…
どうし…て…」
Aの首に付いていたチョーカーは自然に外れた。
床に落ちると、女は後ろに倒れた。
体の氷が溶け、Aを抱きしめる。
貴「…りゅう…
私はっ…なんで…
お母さんを…なんで…」
芥「…」
声はかけず、ただAの体を抱きしめていた。
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アイリス - 感動しました!!キュンキュンするし、泣けます!!!更新頑張ってください!!! (2017年6月22日 0時) (レス) id: 4010046b4c (このIDを非表示/違反報告)
光波(プロフ) - 夜月黒忌さん» コメントありがとうございます!!応援してくれるだけでもありがたいです!!((´∀`*))これからもよろしくお願いします!!(*´ー`*) (2017年4月9日 20時) (レス) id: 4668f109b4 (このIDを非表示/違反報告)
夜月黒忌 - めっちゃキュンキュンしました!これからも頑張ってください!かげながら応援させていただきます(≧∇≦)/ (2017年4月9日 1時) (レス) id: db4c81e7be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光波 | 作成日時:2017年4月9日 0時