あなたを守りたいの【芥川龍之介】

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「まだ抵抗する力が残ってんのかい。
異能力…」









と女がAに触れると、Aが苦しみ出す。









芥「貴様っ！羅生門！」









黒獣が女を引き裂こうとした時、水が黒獣を打ち消す。









「無駄だよ。
Aは私に忠実だからね…

それでも、あんたは彼のように私を殺すのかい？」









女が言ったことに、僕は確信した。









芥「貴様は…まさか…」









「そうだよ。
この前あんたが殺したんだよ！
彼を！夫を！」









通りで似ていたわけだ…









女はAの母…









こいつは、Aを使って僕を殺そうとしている。









母「A、殺っておしまい！
憎き父を殺した仇を打つのよ！！」









貴「…はい…お母さん…」









Aの周りに浮かぶ水が合わさり、何本かの鋭い刃となった。









貴「…しね…」









刃が僕に向かってくる。









刃を羅生門で止めるが、止めきれず肩に突き刺さる。









そのまま壁にぶつかり、背中を強打してしまう。

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