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「ああ?」
貴「戻らない…!
私はポートマフィアで、芥川の部下だ。
私にはちゃんと居場所がある!」
「ほう…ならば…」
と、言葉を切り…指をパチン、と鳴らした。
私の顔の前にあった氷が溶けた。
私はホッと息を吐いた。
「誰が逃すと思った」
今度は水が触手のように伸び、私は捕まってしまった。
貴「何する気?」
「簡単だ。
お前を戻すように仕向けるだけさ」
その時、ドアが開いた。
貴「芥川!」
芥「何をしている」
その声はいつもより低く、聞いたことのない声だった。
「ふっ…貴様が芥川か…」
芥「然り…僕は芥川」
「俺は竜司(りゅうじ)。
醜い小娘の父親さ」
芥川は羅生門であいつを殺そうとした、けどあいつのつららに貫かれてしまった。
芥「…貴様も異能力者か…」
竜「そうさ。
俺の異能力は“神無”。
相手の異能力を自分の異能力に出来る。
そして、相手の1番最初の攻撃を無効化する」
だから、私のつららが砕けたのか。
こいつの異能力は強い。
悔しいけど、そう思った。
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宇宙 - 面白かったです!続きが見たいです更新待ってます! (2016年12月12日 22時) (レス) id: c36e1fb932 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光波 | 作成日時:2016年12月9日 21時