星のように流れる２ (ページ35)

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私は、姉さんと同じ志を持っている
エイリア学園を倒すと言う使命がある
何かを犠牲にしても諦めてはならない
仲間と戦う覚悟はできたつもりだが…

主「私は強くなることを、戦うことをやめない。
全てを取り戻すまでは進み続ける」

ヒ「……今度は、ガゼルが雷門と戦う気なんだ。
冷静なガゼルを熱くさせるなんて凄いよ」

主「彼らを傷付けるなら、私はそれを止める。
だが、今ならまだ問題ないだろうな」

雷門は、これからも強くなり続ける
マスターランクチームにも劣らない
最強のチームになるだろう
その為には、私はまだ必要ない…

ヒ「退院したらどうするんだい？」

主「また、力を求めて足掻くだけだ。
私の限界は自分で決める」

体を動かしたい気持ちは今にも溢れそうで
こんな窮屈な病室から飛び出したかった
そんなことをすれば軟禁されてしまうから
今は大人しくしようとは思っている

ヒ「……また、手が届かない所に行くんだね」

主「いや、私は昔のお前を取り戻す為に戦う。
その為には、お前だろうと捻り潰す」

ヒ「おっかないなぁ」

エイリアでない時のヒロトは好きなんだ
グランとしてお父様の言いなりになって
動いているヒロトは嫌いで仕方がない
だから私の中に、憎しみが膨らんだんだ

主「…サッカー、楽しめればいいんだけどな」

サッカーを楽しむ雷門イレブンに戻っても
以前のように振る舞えるんだろうか…