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エイリアボールを使えば沖縄などすぐだ
鬱陶しいほどの太陽、美しい海を味わう
時間すらなく、私達はオブジェの上にいた
主「バーンの奴、すぐにバレる嘘を…」
自分の実力を見せつけて雷門に潜り込む
私と同じようなことをしているが、奴は
内側から潰そうとしている思惑が見える
噂と自分を掛け合わせて、怪しさを少し
抑えて入り込もうとしたのか
瞳「貴方は、何処の学校の生徒なの？」
バーンは鋭い質問に睨み返して答えた
姉さんは、バーンのことを知っている
南雲晴矢として共に過ごしのだから…
ヒ「エイリア学園だよ」
ヒロトの一言で、雷門達は混乱している
突然現れたヒロトと目の前にいるバーン
ヒロトは円堂達に正体を伝えたと見ると
好感度は少し上がるな
バ「…あーあー。…ったく、邪魔すんなよグラン」
ヒ「雷門イレブンに入り込んで何をするつもり
だったんだ？」
バ「俺はグランのお気に入りがどんな奴か
見に来ただけよ」
ヒ「騙されちゃダメだよ。円堂君」
ヒロトが放ったボールはバーンに向かう
光を放つボールに応えたバーンの姿は
エイリア学園のユニフォームに変わった
身内同士でボールを蹴りあって仲が悪い
バ「こっちが本当の俺、バーンってんだ」
ジェミニストームとイプシロンを倒した
雷門イレブン、その肩書きがあるのなら
私達上位チームが気になるのも分かる
だが、バーンは雷門を自分の邪魔をする
存在だと判断すれば潰すと言った
主「…私の前で自由に振る舞えると思うな」
ヒ「ロミア…！」
オブジェの上から飛び降り、バーンの前へ
雷門を混乱させるつもりは毛頭なかったが
彼らはここで止まらせるわけにはいかない
バ「何だロミア、もう出てきちまったのかよ。
相変わらず化け物じみた野郎だなぁ」
円「郷星…？ロミアってなんだよ…！？」
バ「教えてやろうか？そいつはなぁ…」
ヒ「バーン、お喋りが過ぎるぞ」
ヒロトが降りてきて、ボールを構える
ヒ「……先に戻るよ」
蹴ったボールから目が潰れるほどの光が
放たれ、目を開けた時には二人の姿はない
ヒロトは私を信じて先に組織へ戻ったんだ
このまま逃げることもできたのに
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作者名：美鈴愈 | 作成日時：2019年1月31日 15時
