星のように流れる (ページ50)

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４８＆続編のお知らせページ50

私らずっと、吹雪の執着を気にしていた
休憩時間にもシュートを打ち続けており
ランクの上昇も早かった

主「休まずに打ち続けて、身体を壊すぞ」

吹「……なんだよッ！」

まともに喋れないくらい動いていたのか
まるで、昔の私を見ているようで心痛い
強くならなければならない使命があった
理由は違えどやり方は同じか

主「いいから、大人しく言うことを聞け」

吹「ちょっ！おまっ…！」

ズルズルとシュートゾーンから引きずり
強引にベンチに投げて座らせる

主「吹雪と私は、やり方がよく似ているんだ。
がむしゃらにシュートを打ち続けていた」

ドリンクを渡し、レベルMAXのマシンを
見ながら、昔の自分のことを思い出した
今の吹雪よりも酷かったかもしれない
仲間の言葉に耳を貸さずに閉じこもって
信頼関係すら自分で崩してしまったんだ

吹「……郷星さんは、どれくらいが本物なの？」

主「私が今まで打ったシュートを見て、吹雪は
違和感を感じたんだな。……その通りだ。
本気のシュートなど、遥か昔のことでな」

吹「見せてよ。君の本気のシュートを」

吹雪の力を引き上げる為と考えるなら
いい刺激になるかもしれない
だが、それでエイリアとの関係性など
繋がりを悟られては全てが台無しに…

吹「僕もだけど、雷門のみんなは信じてるよ。
郷星さんが凄いシュートを持ってるって」

主「……はぁ、雷門の連中には頭が上がらない。
何故、そうも容易く信用できるのだろうな」

一発だけなら、打ってみてもいいだろう
後で口止めすればいいだけの話だ
信じてる、など言われたのはいつぶりか
信用できないと言われる方が多かった

・・・・・・・・・・・・

◇作者のプチ雑談

◆続編について
かなり吹雪君との絡みが多いんですけど
作者はヒロトと吹雪君推しなんですよ！
まぁ、かなり境遇が似ていると言う点など
絡ませやすい理由となっているのですが。
そして、すぐさま続編に移ろうと思って
おりまして、エイリア学園と戦う覚悟など
まだまだ甘い主人公ですか、続編において
波乱が巻き起こりそうな予感がします…！
エイリア学園の動き、そして主人公が選ぶ
進むべき道とは…！？

続編http://uranai.nosv.org/u.php/novel/mgjgjg2/