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翌日、明朝から黒い霧が立ち込める
練習をしていた河川敷から急いで戻り
雷門メンバー達と合流した
主「状況は？」
夏「イプシロンの宣戦布告を、漫遊寺中が
受け入れたの。今から試合が始まるわ」
漫遊寺中がイプシロンに敵うものか
痛めつけられ、大怪我を負うだけだ
主「何故止めない。あまりに無謀すぎる」
夏「学校を守ることを止めるなんて、一体
誰が出来るとでも言うのよ！」
学校を破壊される者達の気持ちは分かる
だからといって、無残に倒されることを
分かっていながら止まられないなど…
主「……エイリア学園め」
イプシロンと漫遊寺中の試合を見る
結果など、始まる前から分かっていた
６分での勝利宣言に従い、イプシロン
達は漫遊寺中を存分に痛めつけた
ただ、見ているだけしか出来なかった
私が動ければ、誰も傷つかなかった
円「郷星、お前は出られるか？」
主「私は…、エイリア学園には…」
瞳「Aの参加は認めないわ。実力も
知らない選手を出すわけにはいかない」
姉さんがフォローに入ってくれた
エイリア学園に私は攻撃が出来ない
ミスをして傷付けてしまうことが…
何よりも恐ろしいからだ
春「１１人目ならいます！ここに小暮君が！」
小「ええっ！？」
正直に話、姉さんもこの試合で勝てる
など思っていないのだろう
ジェミニストーム相手にあぁも苦戦し
イプシロンの相手など務まるものか…
それでも、破壊先を考えて行動する
イプシロンならは何度も戦えるだろう
無闇に破壊をしないのなら守れる物が
厳重にガードしやすくなる
主「(…どうなるものかな)」
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作者名：美鈴愈 | 作成日時：2019年1月24日 15時
