星のように流れる (ページ19)

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瞳「……A、しっかりしなさい」

怒りと悲しみで座り込んでいる私を
姉さんは立たせてくれた
姉さんがしていることの力になりたい
今の追放を見て、決心が固まりつつある

主「私のことは、雷門中には話さないで下さい。
直接的にな力になれるかもしれませんから」

瞳「……来るのね。私達と一緒に」

主「はい。エイリア学園を私は許さない。
自分の力で止められるようなキッカケ
が欲しいのです」

雷門イレブンに、私は付いていく
そうすれば、向こうも手出しがしにくい
私は、グラン達を裏切るしかなくなった
逃げではない、立ち向かうために裏切る
間違いは、誰かが正さなくてはならない

円「瞳子監督、知り合いなんですか？」

瞳「彼女は私の妹よ。接触があったみたい
だけど、これが真実よ」

円「え……ええぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」

どんよりとした曇り空に響く皆の声
私はロミアではなく、人間として戦う
お父様、私が貴方を止めてみせます

主「私の名は郷星A、姉さんと苗字は
違うが、昔から共に育った姉妹なんだ。
色々と事情があるが、私はキャラバンの
乗車を希望したい」

円「……エイリア学園に恨みがあるのか？」