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青いキツネ ページ20

こんな時、チョッパーがいたらこの青いキツネとも意思疎通が出来るんだろう。




「コンコンコン?」


AC「何言ってんだよ」


「キツネ語の練習」


SB「練習開始が遅かったな」




手遅れだろ、なんて言われてしまった。
じゃあお前は出来るのか!なんて言いませんけど心の中で言わせていただく。

どうしようどうしよう…なんて言いながら考えているとキツネの足が私の手に触れた。




「わ…あ」




その瞬間、頭の中に入ってくる"記憶"。

人に嫌われて、ずっと孤独だった。
仲間が欲しくて友達が欲しくてずっと探していた。




AC「A…!!」


「う、わあ…なに。不細工」


AC「大丈夫か!?」




そうエースに言われて自分の頰を触ると濡れていた。
どうやら泣いていたらしい。




「この子、友達が欲しかったんだよ」


ZR「頭打ったのか?」


「違うわ。この子が記憶を見せてくれた」


SB「記憶?」




そっとキツネの頭に触れる。




SN「Aちゃん…!」


「大丈夫」




この子は…青いキツネは勘違いしてた。
怖い話で盛り上がる人間を見たから。

怖い幻を見せれば友達になれると思ってた。




「違うんだよ、友達は楽しいことで出来るの」




言葉で伝わるか分からないから精一杯気持ちを込めてそう伝えた。

私の声に反応するように喉を鳴らしたキツネ。




「よし、お前の名前は今日からブルーね」


AC「もっと考えろよ」


「いいじゃん、覚えやすくて」




適当じゃありません。




SB「これで一件落着ってことか」


LF「えっぐ…よがっだ…!」


「いつまで泣いてるの」




可哀想に…
腕を広げるとそこに飛び込んで来たルフィ。




「どんな幻見たの?」


LF「…お前らがいなぐなる」




それ以上はルフィが大泣きするから聞けなかった。
馬鹿でも背負うものが大きいんだろう。(失礼

【番外編】お勉強、←青いキツネ



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ちいず 。 - まやさん» こちらこそありがとうございました(^^)お勉強頑張ってください!これからも楽しんでいただけるよう頑張りますね(*^^*) (2020年12月17日 0時) (レス) id: 33c9ba22a2 (このIDを非表示/違反報告)
まや - 最高でした!ホントにありがとうございました!もう勉強頑張ります!本編の方も楽しみに待ってます!頑張って下さい!!応援してます (2020年12月16日 21時) (レス) id: e826f147a7 (このIDを非表示/違反報告)
まや - めっちゃ楽しみます!っていうか楽しんでます!!最高ですー! (2020年12月9日 17時) (レス) id: e826f147a7 (このIDを非表示/違反報告)
ちいず 。 - まやさん» 少し長めに考えていますのでたくさん楽しんでください(^^)たくさんの嬉しいコメントやる気が出ちゃいます!(笑) (2020年12月9日 0時) (レス) id: 33c9ba22a2 (このIDを非表示/違反報告)
まや - リクエストしたのを書いてくださりありがとうございます!もう最高としか言い様がないです!!授業中ずっと考えてて楽しみすぎてヤバかったです!本当にありがとうございます (2020年12月8日 17時) (レス) id: e826f147a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちいず 。 | 作成日時:2020年11月8日 23時

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