ピンチ�� ページ15
AL「わ、私を切ったあと、自分で傷つけたのね！？」
だんだん雑になって行くアイラちゃんの演技。
ホッとしてる私がいる。
AC「Aはナイフ使わねェよ」
太陽のように笑うエースが私の前にしゃがんで私の顔を抱き寄せた。
AC「怖がらせてごめんな」
「…うん」
耳元でそう囁くとアイラちゃんに向き直る。
AL「私を裏切るの…！？」
AC「裏切るも何も、ちょっと付き合ってやったんだよ、お前の下手な演技に」
エースの言葉にサボが立ち上がった。
SB「ま、そういう事だ」
AL「さ、サボ…！」
SB「気付いてたよ、お前の嘘」
たぶんアイラちゃんより私の方がびっくりしてる。
SB「キノコを食わされた時は焦ったけどな…お前の悪い話は山ほど聞いてる」
AL「そんな…っ」
SB「…それでも一応仲間だ。見逃してやるから今すぐ出て行け」
サボの言葉に肩を落としたアイラちゃんが立ち上がって歩き始めた。
AL「許さない…！！」
去り際に私にそう呟いたアイラちゃん。
SB「すまねェ。俺の仲間が迷惑をかけた」
AC「気付いてたなら早く言えよ」
SB「はは、アレでも仲間なんだ。傷つけたくはなかった」
アイラちゃんが去った後、サボはそう言った。
SB「ごめんな、A。怪我するなんて…」
「大丈夫」
だけど何となくサボの顔を見たくなくて目を背ける。
AC「お前、Aを傷つけた罪はデケェぞ」
SB「き、嫌われた…」
そんなふたりの会話が耳に入る。
「それより、サンジかっこよかった」
SN「惚れた？」
「うん」
SN「ぐはっ！！俺も好きだぁ〜！！」
そう答えると鼻血を出して倒れるサンジ。
…たぶんこういう所がなかったらすごくモテるよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちいず 。 - なーさん» ありがとうございます(*^^*)頑張ります！ (2020年10月11日 23時) (
レス) id: fa5f87501a (このIDを非表示/違反報告)
なー - 面白いです！頑張ってください！！ (2020年10月11日 20時) (レス) id: 09470673ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年9月20日 0時
