無人島の漂流記⑤ (ページ40)

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【番外編】スクールライフ③ ページ40

NM(ナミ)「アンタよく寝るわね」

昼休み。
ナミが私の頭の上にお弁当を置く。

…お弁当。

「ナミぃ！私のお弁当ルフィに食べられた！」

NM「またアンタ寝坊したの？馬鹿ね、本当」

ナミすわん。ひどい。
しくしく泣くふりをしてるとビビが私の前の席に座った。

VV(ビビ)「ふふ、仲良いわね」

「ビビは今日も可愛いね。結婚しよ」

SN「んAちゅわあん！こんな事もあろうかと俺が君の弁当も作ってきたよぉ！」

サンジの足の動きが速すぎて残像が見える。
スッと前に差し出されたお弁当。

「今はサンジが神様に見える…ありがとう愛してる！」

SN「ぐはっ…！！死んでもいい…」

バタッと床に倒れたサンジを踏むゾロ。
それを見てると教室のドアが開いた。

LF「サンジ、ゾロ！外で…あ、A！悪りぃお前の弁当食っちまった！」

「謝るの遅いわ」

いい笑顔すぎる。
後ろからウソップとチョッパーも入ってきた。

US(ウソップ)「また寝坊したらしいじゃねェか」

「遅刻してないからいいの」

CP(チョッパー)「遅刻しなかったのか？すげェ！」

「でしょ！」

まあサボのおかげですけどね。

LF「そう言えば、トラ男がお前のこと探してたぞ」

「…いいよ、放って置こう」

どうせ面倒くさいことだし。
わざわざ3年の教室に行きたくもないし。

LW「おい」

なんて思ってると後ろからローの声が聞こえたけどきっと聴き間違え…

LW「放課後、玄関で待ってろ」

…じゃなかったらしい。
なんで？と聞くと無視された。

NM「何なの、アイツ」

「さあ…」

もうなんでもいいけど。
自由人め。

教室から出て行くロー…それだけのために来たんだ。

LF「あ、今日の放課後みんなで遊ぼうぜ！」

SN「昨日も遊んだだろ」

LF「いいだろ！家来いよ！」

自由人に振り回されるみんな可哀想。
私もそのうちのひとりですが。