革命軍�� ページ30
KA「サボくん愛されてるね」
SB「ああ」
幸せそうなサボの額をコツンと叩く。
「私たちの知らないサボが知れてよかった」
コアラちゃん達にありがとうと言う。
SB「可愛すぎるだろ、お前ら」
AC「やめろ」
SB「はは、ありがとな」
なぜかお礼を言われて首を傾げると頭を雑に撫でられた。
SB「ここから出たら、また離れるけど…もう二度と忘れねェから」
サボのその言葉に込められた気持ち。
思い出すのは、サボと二度と会えないと知った日。
切なくて、胸が痛くなった。
SB「どうした？」
「え…？」
私の頭に生えた耳を触って不安そうに顔を覗き込んでくるサボ。
AC「元気ねェのか」
「え、あ…違うよ」
今は感情オープンだった。
頭を横に振ってサボの手を握る。
「昔を思い出して」
SB「…」
サボを見ずにそう言うとグッと顔を掴まれる。
そのままサボと目が合った。
SB「…襲っていいか？」
KA「サ、ボ、く、ん」
AC「させねェよ馬鹿」
まあ、そのまま良い雰囲気になるわけはなく。
近づいてくるサボの顔を押し返して手も離す。
SB「あ、離すなよ」
「すぐ変態発言するのやめてよ」
そう言えば、ルフィが大人しいな。
チラッと見るとやっぱり寝てた。
HC「そろそろ帰るか」
KA「そうだね」
SB「もう帰るのか」
立ち上がるふたり。
KA「君の状況をみんなに報告しなきゃ」
HC「参謀総長が不在だからな」
サボこんなだけどお偉いさんだもんね。(失礼
「また遊びに行くね！」
KA「ふふ、いつでも」
コアラちゃん可愛い。好き。
SB「じゃあ俺は残りのここでの生活を楽しむよ」
KA「Aちゃんに変な事しないでよね」
そのコアラちゃんの言葉に目を逸らすサボ。
おい、怪しいわ！
SB「じゃあ洞窟まで送ってくる」
AC「おう」
コアラちゃんとハックに手を振って見送った。
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
