革命軍�� ページ29
急いで涙を拭いてエースに大人しくついて行く。
ドアの前で耳をすます私たちは完全に不審者。
SB「でよ、そん時エースが…」
SB「ルフィはやっぱりすげェよ！」
SB「Aが俺にキスを迫って…」
不思議果実の話をわざわざ…って言うか私たちの事しか話してないじゃん。
好きだね。
「サ、ボ、さ、ん」
ガチャっとドアを開けて笑顔でサボに近づく。
SB「おお、ちょうどお前らの話してたとこだ…顔怖いぞ、A。どうした？」
「どうした？じゃないわ！何話してくれてんの！？」
恥ずかしい話掘り返さないでよ！
AC「どうも。サボがいつも世話になってます」
KA「エースくんだよね。ふふ、こちらこそ」
HC「サボの"きょうだい"は大物揃いだな」
エースがちゃんと挨拶出来てる…感動。
LF「なあ、サボはいつ歯生えたんだ？」
KA「え…」
SB「おい、ルフィ…」
そこ確かに気になるけど…
聞くほどの事？
AC「昔のサボの話、聞かせてくれ」
SB「何言ってんだよお前ら…」
「いいじゃん」
サボの隣に座ってコアラちゃん達を見る。
サボに耳を触られるのが擽ったい。
KA「サボくんはね…」
そこから始まったコアラちゃんの話は想像するだけで大変だった。
問題児で、用件人間で…
「記憶無くなってからも鉄パイプ選んだのいいね」
SB「体が覚えてたんだろうな」
「鉄パイプとサボは運命じゃん」
AC「そっちかよ」
他にどっちがあるんだか。
LF「俺もサボと一緒が良かった…」
SB「ルフィ…」
なにときめいてるの。
乙女か。
AC「お前には俺がいただろ」
「私もね」
忘れないで。
サボの頭が私の肩に乗った。
SB「はは、嬉しいのかよ」
この悪魔の実力を初めて恨んだ。
引っ込んで…尻尾。
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
