デレキノコ�� ページ18
「ゾロ、ゾロ、ゾロ！」
ZR「なんだよ」
ゾロの首に腕を回してグイッと引き寄せる。
「ふふ、好き」
ZR「…お前なあ」
「ゾロは？」
私の事好き？と至近距離で聞くと目を逸らしたゾロ。
「ゾロ？」
ZR「嫌いじゃねェよ」
「じゃあ好き？」
そう聞くと頷いたゾロ。
「はああん…好き」
ZR「何なんだよ！？」
バッと真っ赤な顔のゾロに離されてそのまま誰かの腕の中へ。
「あ、サボ」
何故か立ってニヤニヤしてるサボの腕の中。
サボの匂いに後ろから包まれる。
SB「A」
「なに…って。なんで立ってるの？」
そう言って体の向きを変えるとむすっとした顔で私を見るサボ。
SB「俺にもデレろよ」
「嫉妬？」
SB「うん」
ずっきゅん。とハートを射抜かれた。
「サボかわいい。好きだよ」
SB「俺も好き」
満足そうに笑って私の額にキスをするサボ。
「サボ」
サボの服を引っ張って唇の隣に軽くキスをした。
「「はあ！？」」
SB「え、A…っ！？」
「あは、結婚しよ」
みんなの叫び声にサボの驚いた顔。
ぎゅうっと抱きしめてサボの体に顔を擦り付ける。
SB「あ、え…おい…え？」
混乱するサボが可愛い。
LF「やべぇキノコだな…」
AC「ああ。まさかあのAがこんな…」
ルフィとエースが冷静に話をしながら近づいてきてサボと私を引き離す。
「えーすっ！」
その勢いでエースに抱きついた。
AC「なんでキスなんか…」
「好きだもん」
AC「もんって…可愛すぎか」
強く抱きしめてくるエース。
幸せ。
「エースあったかい」
AC「俺にもキスしてくれよ」
「いいよ！」
そう言うと唇を指差すエース。
AC「ココに、な？」
その仕草が色っぽくてドキドキする。
SB「させるか馬鹿野郎」
LF「ずりぃぞ！エース！」
サボとルフィに後ろから殴られなかったら完璧だったと思います。
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
