女装コンテスト ページ48
「ルフィはあんまりメイクしなくていいね」
LF「めいく?なんだそれ」
「もう可愛いし」
ルフィの頰を両手で挟んでムニムニする。
可愛いな、おい。
「ルフィが一番可愛い」
LF「可愛くねェよ」
ムスッとするルフィに軽くメイクをした。
終わると私の服を引っ張るルフィ。
バランスを崩したと同時にルフィの唇が私の額に当たった。
LF「俺ももうガキじゃねェからな」
「…っ!?!?」
あのルフィが!?
ポカンと開いた口が閉まらない。
額を抑えてルフィを見てると照れ臭そうに笑うルフィ。
LF「顔、赤いぞ」
「…えっ!?」
バッと顔を隠すとナミがルフィを呼ぶ。
返事をして去っていくルフィ。
弟相手に何照れてるの…
ブンブンと頭を振って前を見る。
SB「何してんだよ」
「…なんでもない」
次はサボならしい。
目を閉じて椅子に座るサボ。
無駄にイケメンなのが腹立つよね、無駄に。
無言のままサボの唇にリップを塗ってるとパッと目が合う。
SB「…キスしていい?」
「殴るよ」
なんで許可出ると思ったんだろう。
ちょうど殴りたかったし(酷い)軽く殴っておいた。
SB「いってェ…!」
力加減間違えたけど。
AC「終わったか?」
「終わったよ…うわあ、エース似合うね」
グッと親指を立てると嫌そうにされた。
黒いキラキラのドレスが綺麗。
まあ、筋肉質すぎてちょっとアレだけど…
「エースは綺麗なお姉さんだね」
SB「結婚するか?」
AC「やめろ、気持ち悪りィな」
「…サボ」
引いたわ。
SB「嘘だって、そんな目で見るなよ」
「…向こう行ってて」
SB「酷い」
サボを追い払ってエースのメイク。
エースのお母さんもこんな顔だったのかな。
絶対美人だよね、エースイケメンだし。
「…目閉じてくれない?」
AC「お前の顔みたいから」
「見なくていいから」
手で無理やりエースの閉じさせた。
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作者名:ちいず 。 | 作成日時:2020年8月21日 23時