男の会話�� ページ37
「「はあ！？！？」」
みんなが声をそろえるから耳がキーンってなる。
SB「いつからだよ？」
「エースが髪綺麗な人が好きって言ったあたり」
それまでは寝てました。
眠かったからね。
AC「どんだけ聞いてんだよ」
「ごめんって」
仕方ないよね、聞こえたんだもん。
SN「Aちゃんは可愛いな」
「あ、ありがとう？」
急にどうしたのあの人？
不思議に思いながら床に座った。
立つのしんどい。
LF「俺はAが好きだ！」
「うん、ありがとう」
何回も聞いたけど。
「変態ばっかだし、嫌になっちゃうわ」
SB「聞いてたとは思わなかった」
そう言ったら絶対焦ると思ったのに余裕そうに頬杖をついて私を見るサボ。
AC「聞いてたなら起きろよ…！」
「焦りすぎ」
エースに関しては焦りすぎだし、ローなんて優雅にコーヒー飲んでるけど。
「変態と一緒なの嫌だなあ」
なんて言うとルフィが私の隣に座った。
「どうしたの？」
LF「んー」
私の顔を見て首を傾げる。
なになに、寝起きブスって？知ってる。
LF「なんか分かんねェけど」
「うん？」
私も首を傾げるとルフィの顔が近づいてくる。
鼻と鼻が触れ合う距離。
LF「触っていいか？」
「ん、え…？」
何が言いたいのか分からなくて聞き返したけど…私の言葉も聞かずにぎゅうっと抱きしめてくるルフィ。
「？？？」
許可…いる？
LF「あー、やっぱりAの匂いって落ち着くな！」
「そうかな？」
自分じゃ分からないけど。
SN「何イチャイチャしてんだ！」
AC「ルフィらしくねェな」
だよね、私も思う。
よく分からないままルフィの背中をトントンする。
LF「俺、何か分かった気がする」
「なにを？」
そう聞いてもルフィは笑っただけで何も言わなかった。
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年8月21日 23時
