無人島の漂流記③ (ページ49)

今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:60,292 hit

ストーンを奪え① ページ49

「ん、サボ…っ」

SB「A…」

エアーナを気絶させるため、私たちは演技を頑張るんだけど…もう死にたいくらい恥ずかしい。

なんで嘘って気づかないのあの人…

SB「もう俺が倒れそう」

そう言いながら優しく地面に私を押し倒したサボ。

そこまでしなくても…なんて思ってるとパーカーをずらされて首元にキスされる。

AR「はああ…もう、無理…」

SG「エアーナ！？」

そう言いながらエアーナが気絶した。

サンジたちのほうに目を向けるとすごく睨まれてるけど…私たち生きて帰れるかな？

SB「ルフィがハドリッドと戦ってる今がチャンスだ」

「了解。ローをよろしく」

SB「ここは任せろ」

サボの言葉を聞いて頷く。

「変貌・鳥(メタモルフォーゼ・バード)」

真っ白な鳥に姿を変えてこっそり飛び立つ。
バレないようにハドリッドの後ろから状況確認。

ルフィももうボロボロ…
ローは海楼石のせいで動けないし、

気絶したエアーナを抱えて端っこに運ぶ相手の剣士。
ジアナスは研究所に走って行った。

今しかない。

バレないように一瞬で奪う。

HD「どうだ？麦わら！俺とお前の格差は…！」

LF「俺は負けねェ！！」

ゆっくりとハドリッドの後ろに着地。

右手に握られたストーン。
能力を使ったあと少し緩む。

HD「くたばれ！麦わらァ！」

ハドリッドが能力を使った。
その隙に姿を元に戻してハドリッドの背中に飛び蹴り。

HD「なんだ！？」

ハドリッドが倒れた拍子にストーンを落とした。
それは転がってジエルの足元へ。

「ジエル！」

JE「は、はい…！」

慌てて拾ったジエル。

HD「クソッ！！返せ！」

「ゔっ…！」

勢いよく立ち上がったハドリッドに飛ばされた。
背中が痛い。

SN「Aちゃん…！」

目の前にサンジたち。
急いで近くにあったナイフでサンジたちを縛っていたロープを切った。

「この棒も海楼石？」

サンジたちが縛りつけられていた棒は海楼石で、
だからエースが焼ききれなかったんだと納得。

「あ、ジエルが…！」

バッとジエルの方を見るとルフィがハドリッドを止めていた。