無人島の漂流記③ (ページ38)

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次の作戦① ページ38

「あー…一気に力抜ける」

ドレスを脱いでお風呂にも入って…ソファに飛び込むと眠気が襲ってきた。

JE「Aさん、ありがとうございます」

「感謝されることなんかしてないよ」

事件起こすのが目的だしね。
ジエルにそれを言うと笑ってたっけ。

SB「ドレス脱ぐ時は言えよ、俺が脱がすのに」

「出て行け」

サボはタキシード脱がなくて良かったんじゃないかな。変態に戻ってるし。

「で、研究所は見つかった？」

AC「おう、ばっちりだ」

エースが自信満々でそう言った。
まあきっとサンジが見つけたんだろうな…

LW「じゃあ明日の作戦を話す」

明日のは明日確認すればいいんじゃないかな。
だって私疲れたし。

なんて思ってると突然視界が変わってローの膝の上。

またシャンブルズね…

LW「明日は朝から国全体で祭り騒ぎならしい」

「ふーん、でもまたなんでそんな…」

JE「明日は現国王の誕生日なんです」

ジエルの言葉で納得。
今日は前夜祭みたいなやつだったわけね。

SB「ストーンを奪うのは国王が演説をして警備が少なくなる16時だ」

「微妙な時間…」

サボの言葉にそう返すとローの顎が結構強めに肩に乗せられたので黙ります。

SB「ストーンを奪ってすぐついでに研究所も破壊する」

ついでって…八百屋に寄るみたいに言わないでほしいよね。

LW「研究所の破壊はDr.ジアナスの戦力を削ぐためと…注意を引きつける。囮だ。」

絶対そっちしたくない。

SB「ストーンを奪い終わればそこからは、ルフィ。お前の好きに暴れろ」

LF「しししっ！おう！！」

今日の作戦より簡単な気もするけど…
実際命がけなのは明日なわけで。

「で、肝心なのはチーム分けかと…！」

やっとの思いで質問する私。
我慢したの褒めて。

AC「そうだな…ジャンケンでいいか」

「なんでいいと思ったの？」

命がけの作戦にジャンケン入れないで。
ほんと、ジャンケン好きだね君たち。