無人島の漂流記③ (ページ34)

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ドレスアップ① ページ34

全員で必要なものの買い出しを行くことになった。
もちろん、ディヴェロとは違う島。

「聞いてないんだけど」

キラキラと輝く店内。
並べられた豪華な衣装。

SB「パーティーには必要だろ？」

どうやら私はドレスを着なくてはいけないらしい。
聞いてないんだけど(2回目)

SN「うおおおおお！！！！Aちゃんのドレス姿ああああ！！！」

「着てないんだけど」

想像だけで鼻血出すのやめてもらってもいいですかね。

AC「これとかどうだ？」

「布の面積！」

少ないやつばっかりもってくるエース。
殴られたいのかな？

SB「やっぱ白だろ」

「なんで。まだお嫁に行ってないわ」

SB「いいだろ？どうせ俺の嫁になるんだから」

「今プロポーズしないで」

何なのこの人。
サボを睨んで店内を見る。

「真っ赤なドレスがいい」

シャンクスのお嫁さんになる時のためにね。
予行演習だと思うことにした。

赤色でレースが飾られてあるパーティー用のドレス。

サボがお金を持ってたらしく購入してた。
どんだけ持ってんの。

「ありがとう、サボ」

SB「おう。白は今度着ような」

「誰が着るか」

引っ付いてくるサボから離れた。

LW「あとは明日の服だ」

「明日の服？」

LW「ああ…さすがにこの格好だとバレるだろ」

ローがそう言った。
まあ、そりゃあアンタ。服に海賊旗のマーク付けてたらバレるわ。

LF「スパイっぽくしよう！！」

というルフィの提案でスパイっぽい服を探すことになった。

スパイっぽい服ってなに？

・

「ジエルの旦那さんってどんな人？」

ドレスを着てメイクもして
ジエルが髪を巻いてくれてる時、そう聞いてみた。

JE「彼は誰にでも優しくて、私と出会う前から国民の人気的でした」

「すごい人だったんだね」

JE「ふふ、はい。だから彼が王になるのを皆待ち望んでいたんです」

切なそうな声に心臓が痛くなる。

「きっとなれるよ」

そう声をかけるしかできなかった。