無人島の漂流記③ (ページ1)

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入れ替わり② ページ1

「なるほど…そっか、うんうん」

状況を理解すると同時に変な汗をかいた。
…やばくない？え？

「嫌すぎる」

ガクッと膝から崩れ落ちる。
え？だって、火だよ。火って…

「ううっ…私の能力返して」

気に入ってたのに。

LF「にしても、何かフラフラするな」

「そりゃあ、あんた能力使いすぎ」

そう言った瞬間も手から血を出して遊んでる。
倒れるよ。

LF「にししっ！楽しい！」

「そっか…」

なら良かった…のかな。

AC「俺なんかオペオペだぞ！？オペってなんだよ」

LF「エース！あれしてくれよ！なんだっけ、ほら！ビーフ？」

LW「"ROOM"だ」

食べることしか考えてないじゃん…
ローがため息をついた。

LW「オペオペは医者としての知識がねェと使いこなせねェ」

SB「じゃあエースには無理だな」

そう言って笑ったサボ。
…ド正論。

「ねえ私家燃やしちゃわない？大丈夫？」

だんだん心配になってきた。
燃やしたらごめん。

ZR「大丈夫だろ。燃やしたら切ってやるよ」

「私を？」

ZR「なんでだよ」

だって、そう思うじゃんね。
とにかく、能力を使うのはやめよう。

そう思いながらソファに座る。

LF「A～～」

「ん？」

フラフラしながら倒れかかってきたルフィ。
貧血かな？

LF「この能力不便だな」

「慣れたらもっと使えるようになるけどね」

私の場合、何年も"天使(エンジェル)"の姿を使ってきたからその姿ならどれだけ使っても貧血にならない。

「いった。痛い…ルフィ」

自分の腕を噛んで血を出す。
本当痛かった。

LF「血？」

「飲めば楽になるよ」

恐る恐るペロっと血を舐めたルフィ。
目を輝かせた。

LF「うめぇ！」

「複雑」

褒められても嬉しくないことってこの世にあるんだね。

「早く元に戻らないと」

SB「そのためには…行くしかねェな」

そう言ってサボが昨日の矢を取り出した。

「さっさと行っちゃおう」

元に戻りたい。