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あー、しつこい。



どうしよう、以外出てこなくて



もえと目で会話しつつも



せっかくのDJタイムも見れないまま



壁に追いやられる私たち。









逃げ場所が、すでに、なくなっていた。








いらない、と言っても。



まぁ、飲みなよ!と聞く耳持たずに



5杯目のテキーラを渡される。



無理やりにでも、飲まそうとするから



服汚れるし、自分で飲むと言って



飲むけど…結構しんどいぞ。これ。









もえが目で、これ以上飲みたくない!と


訴えてきているのもわかる。


私だって、もうこれ以上求めてもいない


お酒飲みたくないよ。







さっきの、社長さんたち気付いてくれないかな。


誰か助けてくれないかな。


なんて思っていたら…








「あっれー!?Aじゃん!何してんの!」








と、スーツを着た人と。


スタッフ、と書かれたTシャツをきた人が


ハッキリと私の名前を呼んだ。


え?と思っていたけど。


もう、このチャンスしかないと思って


流れに身をまかせる。









A「あー!久しぶりー!」



「え、何してんの??端っこで」




A「乾杯させられてたんだよー!こっち友達の、もえ!」







その声かけに、もえ も便乗して


はじめましてー!と挨拶する。







「邪魔しちやったかなー?(笑)」

「丁度良いや!ちょっとVIPのお客さん相手してくんない?」







何がなんだか、全く、わからず。


ほんと、この人誰なんだろ?と思いながらも


ここから逃げ出せるなら、と思って


もえとGO!と目で会話した。


引き止められたけど、私が喋る前に


「あ、すいませーん。女子だけってことなんで。この子たちお借りしますね」


とスタッフらしき人が割り込んでくれた。


「知り合い?」って聞かれたから、ううん。


と答えると「じゃ、良いね!すいませーん」


と手を引いてくれた。









このお店、そんなシステムあるんだ…。

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設定タグ:GENERATIONS , 小森 , 小森隼   
作品ジャンル:タレント
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作者名:まち | 作成日時:2018年3月29日 23時

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