素直2 (ページ3)

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隼

仕事とか全て終わらせて

夜のネオン街へと出向く。

つっても、寸前までタクシーだけどね。

メ「ソワソワしすぎだから(笑)」

メンさんに、ソワソワしすぎって

注意されるぐらいだから

よっぽどソワソワしてんだろな。

玲「心配しすぎでしょ」

隼「いや、結構心配じゃない？」

玲「変な奴らに囲まれてそう(笑)」

そんな事を言いながら中へ通してもらう。

通された場所は、VIP中のVIPで。

こっちからは、フロアは見えるけど

フロアからはミラーになってる場所。

出演者とかが使う場所。

中に入ると、亜嵐くんは楽しそうに

プレイ中だった。

やっぱ、すげぇな…なんてみんなで

言いながら乾杯をしつつ

フロアを見渡す。

見つけれない。

もしかして、この真下にある

俺たちから見えないVIP席へ通されて

楽しんでるのかな？とか

考えながら、スタッフの人たちが

運んできてくれるから

飲みたくもないお酒で乾杯する。

メ「ふふ、俺ら出て良いって」

ニヤつきながら香水をふるメンさん。

やっぱり好きなんじゃん(笑)

玲於は、めんどくさいから良い。って

断っていて。俺も断った。

きっと、DJブースから探せばここよりも

早く見つかるんだろうけど。

メ「違うよ、Aちゃん探してくれば良いんでしょ」

ニヤニヤしながら、降りるもんだから

あんまり信用はしてないけど

ほんと、こんないっぱい人が溢れる中で

探すのは、結構苦労しちゃう。

そう思いながらも、

なんだかんだ挨拶したり乾杯したりと

中々探せない状況だった。