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叶えたい夢なんてなかった。

でも、行ってみたいと思ったから

進学と共にやって来た大都会。

知らない人ばかりで

困った私を、可愛いと言って

始まった関係だった。





でも、やっぱり言葉は

生まれて来てからのもので

どんなに頑張っても

日頃、標準語で話せても

いざとなれば、関西弁が出る。







「ゴメン…。」






A「謝る気ある?ゴメンちゃうやろ。ごめんなさい、や」






ゴメンの3文字で終わらせるつもり?





何なん。





1年に1個集まって出来た言葉か?






3年…一緒に居た時間が





たった3文字で終わった瞬間だった。






それから話すことは、何もなくて





何も話す気になれなくて





好きと言う気持ちはあるけれども





将来となりに居るのは





私じゃないと理解出来たから





別れを告げた。








今後、顔が見れない。

それだけ気持ちはあったんだ、

と理解したけれども

ショックが大きくて

お互いの荷物は郵送することにした。








久しぶりの休みが





最悪な休みになった日。

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作者名:まち | 作成日時:2018年3月28日 22時

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