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入り口で、タイミング良く電話が来た
もえは、亜嵐くんのゲストって伝えてる事に
気付かずに入場した。
後ろに居たお姉さんに、は?みたいな感じで
睨まれたけど仕方ない。
荷物をロッカーへ預けてポーチだけ持ち
いざ、フロアへと。
日付変わるぐらいの時間だったから
酔い潰れる人もいれば、
元気いっぱいの人も居て、
VIPシートと言われる席には
イチャイチャしながら座る人も。
色んな人が、週末を楽しんでいた。
も「やっぱ雰囲気良いねー!」
楽しそうに笑顔で、ドリンクバーへ。
すると、男の子達が声をかけてきた。
いかにも、酔ってまーす!て感じの4人。
私たちは、絡まれながらもお酒を買うため
目で「無視しよ。」と会話して並ぶ。
あまりにも、お姉さん無視ー?とか言って
しつこいと思っていたら
も「こいつら、しつこい!」
笑いながら、もえが話しかけてきた。
さすが、姉妹。
考えること、同じだね。
A「あ、そうそう。今日さ…」
無視し続けたら、シラけた顔をして
どこかへ行くしつこい団体。
ふ、と思いだし もえに話しかける。
「ここのゲスト取ってくれたの亜嵐くんだよ」
と、だけ伝えると。目を見開いた。
も「え、それマジで言ってんの?」
A「うん。今日シークレットだって」
ニヤっと笑いかけると、
きゃーっ!とはしゃぎ、
も「テンション上がってきたー!」
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作者名:まち | 作成日時:2018年3月28日 22時