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シャワーを浴びながら気付く。




お風呂借りずに1回帰れば良かった。




何しても、ダメダメやな。




髪を乾かして、寝室へ行き



ぐちゃぐちゃになったベットを整える。




荷物を持って、買い物へ。



ついでに、家に一旦帰ることにした。



預かった鍵をかけて。









呑んだ次の日は、いくら天気が良くても



廃人になった私は気分が晴れない。



重たい、と感じる身体を動かして



駅まで歩くのが、やっと。



現在地を確認すると、ビックリ。



歩けば15分ぐらいで、我が家。



こんな近くに住んでいたんだな、と



考えながら今日は歩くことにした。









家に戻ると、宅配業者の人が目についた。




あ、忘れてた。



でも、タイミング良かったな。



そう思い、私の部屋番号をエントランスで



押そうとする人に声をかける。



そのまま、段ボールを引き取ってもらう。



終わった。



でも、何故か心が軽くなっていた。



覚えてない事に、悔しさを感じるけど



寂しさもあったけれど



それよりも、1人じゃなかった事に



安心感を覚える自分がいた。



今日も、予定ができた。




少し時間があるから、自分の家も片付けて



化粧をして、服を着替えて、コインランドリーへ。



隼くんに借りたスエットを乾燥機にかける。



近い事がわかったので、自転車で行動。









A「あ。」






連絡入れるのを忘れていたことに気付く。






A『Aです。今一旦家に帰ってます』






なんの報告だよ(笑)と思いながら



送信すると、すぐに既読がつく。





隼『実況中継ありがとう!(笑)こちらは、取材の合間で、休憩中!』




A『お疲れ様です。』



熊とハートをつけて送れば



隼『ありがとう』



と同じ絵文字が帰ってきた。




A『なに鍋にする?』




隼『トマト鍋以外で!亜嵐くんも参加するから!』






あら。



ダビデ像みたい。って思うぐらい



キレイな顔の亜嵐くん。



トマト嫌いなのかな?




A『無難な、お出汁ベースにします』








ピーっと、乾燥終了の合図が鳴る。






『楽しみにしてるね!』





心の中で、ゴメンね。とだけ呟く。




今のご時世ですから。



出汁は市販ですよ。と。






そんな事思いながら、スエットを取り出した。

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設定タグ:GENERATIONS , 小森 , 小森隼   
作品ジャンル:タレント
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作者名:まち | 作成日時:2018年3月28日 22時

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