You always work hard

高熱 ページ39

海人side









これは俺らがまだMr.King頃の話。


有難いことに色んな仕事を頂いて、グループで活動することも多くなった。


そして、最近廉の顔色が悪い。




海人「ねえ紫耀、廉体調悪そうだよ？」


紫耀「…そう、だね」




この時の紫耀と廉、所謂しょうれんは後に氷河期と呼ばれる時期で紫耀もほんとは心配で声を掛けたいのにかけれなかった。




紫耀「海人、廉のこと見ててくんね？」


海人「え、でも僕より紫耀の方が((」


紫耀「わかるだろ？今の廉は俺より海人の方が良いんだよ」


海人「…分かったよ、でも紫耀も手伝ってね」


紫耀「うん」




廉は紫耀と話すことも目も合わすことも無くなった。初めて2人と共演したドリボの時の楽屋に見たあの中の良さそうな2人はもう見れないのかな…。




海人「廉、大丈夫なの？」


廉「何が？」


海人「体調だよ、顔色悪いよ？」


廉「大丈夫やってそれよりも、彼奴やろ…」




そう言って見た先は紫耀がいて、その紫耀はソファーで寝ていた。


紫耀はグループの中でも人気があって演技もダンスも歌も上手くてソロでの活動も多くなった。


楽屋でも寝てることが多い。廉は紫耀と話すことはないけどお互い、お互いを気にしてるんだ。

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す