私が髪を切った理由10 【アイナナ】

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iori side

環「最後の月末評価？？なにそれ」

悠「レッスンつっても個々のレベルによって
クラス分けされてんだよ、月末評価によって、
クラスが上がったり下がったりする、
まぁ簡単に言えば自分をアピール出来る場所って感じかな」

一織「どうしてそれを天馬さんと一緒にされたんですか？」

悠「俺から声掛けたんだよ、レベルが高いやつと一緒に踊ってみたいって」

環「そんときの映像みたいなん残ってないん？」

悠「確か、めっちゃ評価良かったからBluRayに焼いた気がすんだけど…」

一織「もしあったら見せて貰えませんか？」

悠「え？別にいいけど…。確実にあるとは約束出来ない、それでもいーの？」

一織「えぇ、構いません。もしあったら見せてください」


悠「…う、うん、わかった。
ていうか、ブラホワで俺たちに勝っといて、お前ら何やってんの？
特に四葉！ダンスの授業、見てたけど、周りのレベルに合わせて遊びすぎだろ」

環「授業だぜ！？皆で楽しくやりゃあいいじゃん！」

悠「お前が本気でやれば、周りも本気になったよ。
そういう空気だったじゃん。
お前のチームはやる気があって、お前に学ぼうとしてた。
だけど、お前が周りに合わせたんだ」

環「悪いかよ！？」

一織「まぁ、四葉さんはそういう所がありますよ。
根は自由人なんですけど、サポート系、アシスト系なんです。
ここぞという時に、コントローラーを譲るタイプ」

環「いおりんは、サポート系に見えて、
影の支配者って感じだよな。
ここぞという時に、絶対コントローラー離さないタイプ」

悠「ゲームの話はどうでもいい」

環「いすみんは、コントローラー握りっぱなしで、
負けて放り出すタイプ」

一織「でも、放り出した後、また自分で握るタイプですよ。
七瀬さんはそういう時、速攻で人に頼ります」

悠「だから、ゲームの話はどうでもいいって！」



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