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you side
ファンの方の歓声に包まれて、
私たちの単独公演は、幕を開けた。
大和「どう？ゼロアリーナと俺たち独占した気分」
環「気分いいよな！？！？」
ナギ「最高です！ステキな夜にしましょう！」
壮五「僕達、8人と一緒に！」
三月「ゼロアリーナ揺らしてこうぜ！」
一織「それでは、ここでサプライズ。新曲を披露します。七瀬さん｣
陸「はい！新春から放映予定の俺たち7人が主演の
テレビドラマ"オーベルジュLa Plage"
その主題歌を俺たちアイドリッシュセブンが歌います！」
「聞いてください。"マロウブルー"」
熱気と歓声で揺れるゼロアリーナ。
懐かしいこの雰囲気に、私は酔っていた。
(やっぱライブっていいな……)
ファン「れいくーん！！！！」
皆が沢山私の名前を呼んでくれる。
あ、ŹOOĻだ。
ファンサしとこ。
TRIGGERもいた。
ファンサしとこ。
ライブもいよいよ終盤に近付いてきた頃。
曲に入る前に、
三月くんがいきなり口を開いた。
三月「ここで、シークレットゲストを紹介します！」
(シークレットゲスト？？なにそれ。私聞いてないんだけど？)
理解する暇も与えないと言わんばかりに
次々、三月くんが言葉を紡いだ。
三月「日本中が知ってるトップアイドル！」
百「どうも〜！Re:valeです！」
千「アイドリッシュセブンのファンの皆、こんばんは」
「えぇ、僕聞いてないんですけど」
百「れい！久しぶり！会いたかったよ！！」
そう、勢いよく抱きついてくるももちゃんを慌てて抱きとめた。
「ぼく昨日ラビチャした時、ごめん！行けない！って言ってたじゃん！」
千「あれは嘘だよ、ごめんね」
「あ、ユキくん髪可愛いね」
千「でしょ？後でやってあげるよ」
「えぇ、僕の髪だと短くない？」
千「出来る出来る」
大和「ちょっと、久々だからって、
ふたりの世界に入るの辞めて貰えます？？」
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作者名：り ん | 作成日時：2023年1月18日 12時
