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sogo side
"曲を作りたい"
そう言ってから随分と時間が経ったように感じる。
ようやく自分の理想の形に肉付いてきて、確かに自分の自信になっていた。
だから、思い上がり過ぎてたのかもしれない。
レコード会社の人からの言葉に
目の前が暗くなって、喉がキュッと締まるような感覚に陥った。
「何がダメですか」「何が足りないですか」「どうすれば良くなりますか」
聞きたいことや言いたいことは山ほどあったはずなのに、
今耳に入ってくる情報はどれも一理あって、耳を塞ぎたくなった。
打ち合わせが終わって、部屋から出ると
環くんが明るい笑顔で近付いてきた。
環「どうだった？褒めてくれた？」
壮五「ん〜、もうちょっとテイスト変えてやってみようかって」
環「テイスト変えるって？」
壮五「びっくりさせない感じかな」
環「いいじゃん！びっくりさせたって」
壮五「良くないよ。イメージがあるから。
それに僕のわがままで売上を落とすなんてしたくないんだ」
環「怒ってる？」
壮五「怒ってないよ」
環「わっかんねぇ……あ！ももりん！ゆきりん！」
環「ゆきりん曲作ってるし聞いてもらったら？」
壮五「え、！？」
千「なに？」
環「そーちゃん曲作ったんだ！すげぇかっこいいやつ！」
千「へぇ、聞かせてよ」
環「いいよ、そーちゃんプレイヤー貸して」
勝手に進む話に着いていけずにいると、手からプレイヤーが抜き取られた。
壮五「まって！それは昨日作った……！」
百「どう、ユキ！壮五の才能爆発しちゃってる！？」
千「なにこれ…」
そのユキさんの声に背筋が凍えて緊張感が走った。
千「壮五くんが好きって言ってた音と全然違うじゃない。
流行をつまんで混ぜたMEZZO"の劣化コピーだ」
環「ひでぇこと言うなよ！そーちゃんだって頑張って！」
千「頑張ってない。聞けばわかる。
それらしくウケるようにまとめているだけ。
こんな消耗品が作りたかったのか？」
千「オリジナルを確立できないうちから、
評価を狙って媚びたりするなよ。
流行が変わった時、手元に何も残らない」
百「ユキ、もう少し優しく…」
千「優しく言ってるだろ…！
僕がプライドを持ってやっている庭に半端な気持ちで入ってきて欲しくないんだ！
ちゃんとやってよ……楽しみにしてたんだから壮五くんの曲。
ダサくてもいいから、本気のやつ聞かせてよ……」
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星空ブリキ - ノースメイア来たー♪───Ｏ（≧∇≦）Ｏ────♪ (2023年1月3日 11時) (
レス) id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
り ん(プロフ) - ルルーシュｋさん» ありがたいお言葉ありがとうございます……(；_；)これからも楽しんで頂けるよう精進して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします⸜ ෆ ⸝ (2022年12月31日 2時) (レス) id: 6eabb059bd (このIDを非表示/違反報告)
り ん(プロフ) - 星空ブリキさん» 本当に掻い摘てぎ部分が下手くそすぎて長引いているだけなので自分でもここまで行くとは……みたいなとこあります！ぶっちゃけ！でも応援してくださって嬉しいです◎これからもよろしくお願いいたします⸜ ෆ ⸝ (2022年12月31日 2時) (レス) id: 6eabb059bd (このIDを非表示/違反報告)
ルルーシュｋ - 毎回楽しみにしています。自分も書いていますが続かなくて....。本当に尊敬しています。 (2022年12月31日 1時) (レス) @page28 id: d5fd6e58d0 (このIDを非表示/違反報告)
星空ブリキ - 続編七までいくとはすごいです! 自慢ではないのですが、自分もニックネームの名前で書いてるんですが、それでもそんなにすごい語彙力とか持ってなくて(涙)羨ましくも応援してます! (2022年12月27日 16時) (レス) @page19 id: d2bad01efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：り ん | 作成日時：2022年12月19日 0時
