私が髪を切った理由13 【アイナナ】

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yuki side

百「……やっぱり関わってるスタッフの人数もめちゃくちゃ多いね」

会えるかは分からないって言われたけど、
挨拶をするためにバックヤードに入れてもらった。

音楽番組でしか見ないようなスタッフの人数に、バタバタしてるバックヤード。

それがこのライブが作り込まれている何よりの証拠だった。

瑠依「あ、ももくん、ゆきくんも」

百「るい！」

瑠依「まって、大所帯すぎない？」

天「こんにちは」

瑠依「あぁ、こんにちは」

千「髪の毛、当時の髪型にしたんだね」

瑠依「うん、皆してるよ」

百「Aも？」

瑠依「うん」

百「…やばい、もう泣きそう…」

瑠依「うち見て泣いてどうすんの！笑
Aのこと見れないよ？」

詩「あ！ももくん！」

百「うた！」

詩「A探してるの？」

百「そう、会えそう？」

詩「多分？今ステージの方居るよ」

百「ありがと！うた！」

詩「いいえ〜。
了さん、ちゃんと来たんだ、偉いね」

了「……別にお前のためじゃ…」

詩「はいはい、分かってるって。Aのためでしょ？」

了「……。」

詩「まぁ、なんでもいいけど、楽しんで帰ってね」

千「ありがとう。うたちゃん」

詩「はーい」

悠「…び、ビビったぁ…オーラ凄くない？」

巳波「…えぇ、テレビで見るより迫力がありましたね…」

三月「…脚長すぎんだろ、ほぼ脚じゃん…」

百「ちょっと、君たちも芸能人でトップアイドルなのに、
ミーハーみたいな反応しないで！笑っちゃう！」

悠「…だって…」

こころ「あ、こんにちは〜」

百「ここ！あれ、Aどこにいるの？」

こころ「メイク室帰ったよ〜」

千「こころちゃんの黒髪久しぶりに見たよ」

こころ「それAにも言われた〜」

百「メイク室ってどこにあるの？」

こころ「ステージ出て、真っ直ぐ歩いたところ、
突き当たり右に曲がったら正面にあるよ」

千「教えてくれてありがとう」

こころ「いいえ〜。楽しんでってね」





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