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you side
いよいよ開演時間が迫ってきた。
チラッと覗いた客席は前と比べ物にならないくらいの
お客さんでいっぱいで、
バックヤードに負けないくらいの熱気を感じて自然と頬が緩んだ。
壮五「どうしたの、嬉しそうだね」
「見てみて、お客さんいっぱい」
そう、そーちゃんに笑いかけると
そーちゃんもニコッと微笑み返してくれた。
壮五「良かった、今日朝から心ここに在らずって
感じだったから、心配してたんだ。今笑顔見れて安心したよ」
「ええ？ずっと笑ってたでしょ？」
壮五「れいくんは笑ってたつもりかもしれないけど
ぎこちなかったよ」
眉毛を下げて困り顔でふにゃっと笑うそーちゃん。
必要な時に必要な言葉をかけてくれるそーちゃんの存在が、すごく今の私にはありがたかった。
「でも、今はちゃんと楽しいよ」
「僕達のこと好きな人がこんなに沢山集まってる、
これ以上嬉しいことなんてないよ、音楽ってすごいね」
そう、ピースをして見せると
ポンポンって頭を撫でてくれた。
その仕草が、嬉しかった。
壮五「れいくんは、音楽好き？｣
「大好き」
壮五「僕も音楽が大好きなんだ……ちゃんと証明できるかな……」
意味深に呟いたそーちゃんの言葉が気になった。
そーちゃんの顔は寂しそうだった。
三月「壮五！れい！そろそろ円陣するから戻ってこーい！」
しんみりした空気を一蹴りするような
よく響くみつきくんの声に｢はーい｣と返事をしつつ
そーちゃんの手を引き、控え室へと向かった。
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燐音(プロフ) - コメント失礼します。小説、とても楽しみながら読みました! はやく続きが読みたくてしょうがないです! それから、ツイッターをフォローさせていただきました｡無理せず頑張ってください!応援してます! (2022年10月13日 2時) (
レス) @page45 id: 748baf8e96 (このIDを非表示/違反報告)
り ん(プロフ) - てんさん» 1から読んでくださってありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞)"その言葉にとても救われております……本当に感謝です☾これからもご愛読くださいませ⸜ ෆ ⸝ (2022年10月10日 18時) (レス) @page41 id: 6eabb059bd (このIDを非表示/違反報告)
てん - はじめまして。お話1から読みました！とても面白かったので続き楽しみにしてます！ありきたりな感想で申し訳ないですが頑張ってください！ (2022年10月10日 16時) (レス) @page43 id: 7ef2d991dc (このIDを非表示/違反報告)
REYLA(プロフ) - ありがとうございますm(_ _)m (2022年10月10日 0時) (レス) id: 84c2b8f976 (このIDを非表示/違反報告)
り ん(プロフ) - REYLAさん» わぁ、ありがたいです( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )お気軽にDMお待ちしております☾ (2022年10月10日 0時) (レス) id: 6eabb059bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：り ん | 作成日時：2022年8月28日 0時
