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you side
さっきまでいた場所に戻ると
陸くんが激しく咳き込みそれを横で
心配そうに眺める一織くんと、マネージャーの姿があったので慌てて駆け寄った。
「陸くん、大丈夫？」
陸「ごめん、少し緊張して」そう心配をかけないようにヘラっと笑う陸くん。
でも咳の激しさは増すばかりで
そーちゃんが身体を支えてやっと立っているって感じだった。
壮五「陸くん、無理しない方が……」
陸「大丈夫です。俺は、俺は家族を捨てたあいつのステージを見なくちゃ…」
壮五「家族を捨てた……？」
その言葉に過剰に反応したそーちゃんが目を見開く。
陸「俺、双子の兄さんがいるんだ。
二卵生だから似てないんだけど、」
そうポツポツと言葉を紡ぎ始めた陸くんにみんなが耳を傾けた。
陸「優しくて、なんでも出来て兄さんは俺のスターだった。」
(わかるよ、私だってそうだった……)
陸「だけど、中学に上がった頃、
親の経営してたちっちゃなショークラブが
芸能界と繋がってる人に奪われちゃって、
その上その人は兄さんが欲しいって、
100年に1度の才能があるからって」
「でも俺は兄さんが大丈夫だよって言ってくれるのを待っていた。_________________九条天、俺の双子の兄。TRIGGERのセンター。
俺は知りたい、同じ場所に立って天にいがあの時選んだものを知りたいんだ_________________」
迷いのない真っ直ぐな言葉。
真っ直ぐだからこそ不安定に揺れていて、私は心配になった。
''やらなくちゃ'' ''こうでいなくちゃ''
そういう使命感が人を変えてしまうのを私は知っていたから。
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燐音(プロフ) - コメント失礼します。小説、とても楽しみながら読みました! はやく続きが読みたくてしょうがないです! それから、ツイッターをフォローさせていただきました｡無理せず頑張ってください!応援してます! (2022年10月13日 2時) (
レス) @page45 id: 748baf8e96 (このIDを非表示/違反報告)
り ん(プロフ) - てんさん» 1から読んでくださってありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞)"その言葉にとても救われております……本当に感謝です☾これからもご愛読くださいませ⸜ ෆ ⸝ (2022年10月10日 18時) (レス) @page41 id: 6eabb059bd (このIDを非表示/違反報告)
てん - はじめまして。お話1から読みました！とても面白かったので続き楽しみにしてます！ありきたりな感想で申し訳ないですが頑張ってください！ (2022年10月10日 16時) (レス) @page43 id: 7ef2d991dc (このIDを非表示/違反報告)
REYLA(プロフ) - ありがとうございますm(_ _)m (2022年10月10日 0時) (レス) id: 84c2b8f976 (このIDを非表示/違反報告)
り ん(プロフ) - REYLAさん» わぁ、ありがたいです( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )お気軽にDMお待ちしております☾ (2022年10月10日 0時) (レス) id: 6eabb059bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：り ん | 作成日時：2022年8月28日 0時
