君しか見えない (ページ8)

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「えっ？」

　
今何って言った？

？「ごめんけど、ほっとけない。だから来て。俺も赤の他人にここまでするのおかしいよな笑うちに来な」

何を言っているのかわからなかった

わたし本当に赤の他人だよ？この人大丈夫？

「いや…夜遅いので…迷惑ですし…話を聞いて頂いただけでも十分なので…」

？「なんか俺ここで君を返したら後悔すると思う。俺んち今一部屋空いてるし。あと安心しろ。家にいるの俺だけじゃねぇーから」

俺だけじゃない？彼女かな…

なら尚更修羅場でしょ！！！！！！！

「いやいやいやいや！！！！彼女さんに悪いです！女連れ込むなんて！！！あなたはいいかもしれないけど彼女さんは傷付きます！」

？「ぷっ……はっはっは！！！」

「何がおかしいんですか」

？「いや、誰が彼女って言ったの笑」
　

「え、彼女さんじゃないんですか？あ、ご実家？」
　

？「ちがうちがう笑まぁ来たらわかるよ。あと、俺ここにあまりいすぎると面倒なことになるから早く行くぞ。」

そういうと彼は立ち上がり歩き始めた

「いや！！ちょっと待ってください！！わたし行くなんて一言も…」

でも、お金もあまりないしビジネスホテルなんて1人で泊まったことないから正直怖い

このまま生活していけるとも思えないし…

わたしの言葉を無視して歩き始める彼の後ろを気づけばついて歩いてた