080.「もう良いよね？」 ページ40
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「ーーね、蓮くん。……もう良いよね？」
「う……」
結局風呂は天に全て良いように洗われた。
(想像にお任せします)
そのまま天に所謂お姫様抱っこと言う名のクソ恥ずかしい運ばれ方で寝室へと運ばれた。
それから至る所を触れられて、俺は身を千切る思いで天を受け入れた。
『あの日』以上に良くされて、俺は全身で天を感じた。
「蓮くん好きだよ………好きだ」
「あ……て、ん…」
「この身体も全部ボクの物。ボク以外とこういう事したら許さないから」
俺の上で天は熱を帯びた瞳で見つめてそう言った。
ーーする筈もないのに。
急に愛しさが込み上げて来て、俺はおもむろに天の顔を両手で包み込んだ。
「ばかだなあ。こーゆー事するの天以外に考えられないよ」
「……っ……反則」
天は俺を抱き抱えて上半身を起こさせた。
向かい合わせの状態で天は優しく俺にキスをする。優しくて甘い、そんなキスで。
「んっ、んぅ……」
「はぁ……可愛い。
好きだよ蓮くん……ボクの事だけ感じていて」
唇を離してそう言ったかと思えば、天は俺の首元に顔を埋めた。
そんなの言われなくても………
「俺、は……もう天の事でいっぱいだよ…
この身体は、天しか感じられない……他の事なんて何にも考えられないくらい」
「……本当にあなたって人は…」
＿＿ボクの事煽るの上手だよね。
そう言って天は何度も、俺を抱いた。
＊＊＊＊＊
「あ"ーーーーーーー腰いってえええええ」
「………ごめんね」
「頼むから年上を気遣ってくれ！！」
見事に夜更けまで18歳に抱き潰された23歳は、劣化による体力不足と筋力不足で腰痛になりかけました。
やめてって言ってるのにやめねえんだもん！！
最後らへんぐったりしてたし！！！良かったけどさあ！！！！
いやーもうすぐ夏だし体力低下を防ぐ為に走り込みしなきゃとか思ってたけどちょうど良かったとか無いからな！！！
とりあえずこいつのぜつりん対策をどうにかしなければと言う課題！！！
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作者名：澪 | 作成日時：2016年9月23日 20時
